30代で手掛けた、たくさんの事を思い出すと、顔から火が出ます。
傷つけてしまった従業員のことを思うと、声を出して泣きたくなります。
見栄や欲望から、いろんなことをしでかし、得意になって、あとは焼け野原。
日のさすままに、風の吹くままに、ここを掘れというところを掘れば、そこに泉が湧き、川が流れ、樹々は育ち、森ができていくことが、わからなかったのです。
でも、こんなふうに思ってくれる人がいるなら、焼け野原にも、一粒の麦芽が生えたかな。
ずっと年下の友人(ひと回り半……?)。
彼女はちょっと懐かしいひだまりです。
がんばって、がんばって、黒歴史ならぬ黒仕事をしてきた人には、きっと懐かしい。
私の手は、誰かを愛するために今後は使うから、もうええんや。
そう思わせてくれるのは、愛させてくれる友人のおかげなんでしょう。
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