美しい渋谷で考えた

Social  Distance.

都会ってこんなに美しかったんだと、毎日なにかに見とれています。
 失ったもの、これから失うとわかっているものを挙げると、ぞっとしなくもないけれど、
覚悟し、準備してしまえば、なんてことなかったんだ。
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今度こそ田舎に移住しよう。都会の脆弱さを思い知った、農地をもとう。とおっしゃる人々がいますが、私はもう1c㎡の地面も持ちたくないので、
みんなが農耕民族をめざすなら、私は狩猟の民になろうかな。 

と思ったのであります。しかし、いきなりマタギ(猟銃系)はハードルが高いので、まず食べられる野草研究からはじめることにした。参考書籍を買い込んでみました。 
でね、化学式とか基礎から勉強してゆくとこれが目が覚めるほどおもしろい目 CS60つまり生体電流とその電磁場を整えることと相性のよい野草使用法、たくさんあるのです。
たとえば「薬毒同源」を唱える船山信次博士は、植物を人間に都合よく分類することの傲慢さを取り除いたスタート地点にわれわれを誘い、「そもそも毒ってなんだろう?」という深い森へ連れていってくださる。
でね、早速Kindle片手に、近所の野原(渋谷の真ん中にもたくさんあるの)を、うろついてみた。

「そんな都心の路地裏の草なんて、放射能などが付着しているかも…」と眉をひそめる人もいますが、いやいや、都心の野草だから放射能値が高くて田舎の農園産の野菜だから値が低い、とは限らないよ。
そして路地育ちでも、古来からの純野草というのは、品種変換されつくしたF1等の野菜とはエネルギーがまるで違うらしい。 
どれがどう体に作用するのか、あるいはそんな概念で測っていいのか、実際に実験してみないと、わからないじゃない?  
いずれにせよ除染パウダーの水溶液にひたすなど、それなりの毒抜き処理はした方がいいですね。
で、けっこう見つかるんです、食べられそうな野草、薬草。
しかも草ぼうぼうのお庭のある古民家(都会にもある)を訪ね、ちゃんとピンポンしてご挨拶したら、モニター越しにも、「それなら庭を見ていいし、摘んでいいよ」とおっしゃる好好爺がおられる。 
早速セリを見つけて、摘ませてもらったのよ。あんまり難しくないではないか、、しかも大量。大量。
と、ほくほくして持ち帰り、おうちで、しかし念のため(昔のかすかな記憶より葉茎が大ぶりでガサガサ…?)良く確認したらね、
ドクゼリ。
いきなりの毒草であった。
まじでびっくりしまして、わーーって、手袋ごと捨てましたので、写真を撮れていません。ドクゼリ、ごめん。
だからWikipediaさんから。 

セリ 

ドクゼリ
そっくりやないか。 

船山先生の注意されていたやつやないか。

こんなん渋谷に生えんなや。
しかも花の時期がちょっと違うやんか。異常気象か。

勝手にドク呼ばわりでドクゼリも迷惑や。
とにかく、ナムルにしようと思ったのだけど、私の胃腸がナムルみたいになるところだった。 
↑今ここ。レベル0.5。
ここからの、キャンプカーに乗って施術しながら、全国の野草を摘んで薬草スープや野草コスメを仕込んで回る、というレベル10の未来設定になっております。 
でも、経験豊富な地方のおじい、おばあでも、ちょくちょくセリとドクゼリを間違えるそうですよ。チクトキシンという猛毒が全草に含まれていて、中毒(死)するという。 
脱線しますが、こうした野草に限りませんが、食あたりからの致死率というのは、統計ではコロナどころの比ではないのですって。
コロナ感染による致死率は、現状の日本では0.1%程度という例年のインフルエンザよりさらに低い0.04~0.05%と言われており(コロナ報道や陰謀論や医療健康論に疲れたら、ストラテジスト永江一石さんのTwitterやblogもどうぞ)、
私、そんな騒動にかかわり合っている場合じゃないのです。野草でいつ命を落とすかわからないから、おばちゃん忙しいの。 
うちのサロン客の方々も「要!」な毎日を大切にされている。
ですが、県外から来てくださる方との間には、どうしても自粛令が立ちはだかります。 
そういうわけで5/5(火)、キャンセルが一件出ています。沖縄の方だった…。いつか沖縄も軽キャンパーで伺いたいです🖤トラック
告知を忘れていて、急で恐れ入りますが、施術をご希望の方がいましたら(時間はご相談)、ご連絡ください。 
こちらお席埋まりました。ありがとうございます。

また、どちらかに、一般対象にフィールドワークをやってくださるような野草・薬草博士はいらっしゃらないか。ご存じの方がいたら教えてくださいもぐもぐ

世界は、うつくしい。  
私は、空気の汚さに衝撃を受けた初上京の日から、30年間住んで、こんなに、木々のきれいに見える東京は、はじめてだと思います。

ケア施設で ギターをつまびく翁

人っこ一人いない商店街に、イルミネーションとオルゴール音楽だけが鳴り響く。こんな意地が、あったっていいのかもね。

ご近所ながら、20年間、目に入っていなかったお稲荷さん。
木の枝や胴がねじれている、その胴元からは、地中のエネルギーが噴き出しています。もっともやさしいパワースポットのみつけかたです。

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