最近、打ち合わせで版元さんやデザイナーさんなどを訪ねると、
「ハヤカワさん、健康に気をつけているから、こんなのどうかな…」と、恐る恐るケーキなど出されることがあります。
えっ。もりもりいただきますよ。自宅だったら2個食いするかもしれません。
私、もしかして気難しいオーガニック主婦的な感じ? SNSでごりごりの美容ネタなどを書いているからでしょうか。
でも、違うんです。そんな美容マニアではないです。よくワインを一人でフルボトルあけて、シメにラーメン大盛りを食べたりします。
でも、そんなことばかりしてると、元来、血流が悪くてエラーの多い脳は、中年を迎えますます劣化の一途。
少しくらい自律神経がいかれて仕事が滞るならまだしも、偏桃体とかが暴走した日には、空間認識能力までおかしくなり、フラメンコ踊れないどころか車道の真ん中をふらふら歩いたり、駅のホームから線路に落っこちたり。
だから、私の美容健康道は「きれいになりたい」というレベルではなく、「みんなのような、ふつうの頭を保ちたい」と、切実な願いにもとづいています。
全国に1000万人ほどいそうな、「グレーゾーン」の方々には、きっとわかって戴けるはず。
年々、外見をこぎれいに保つ美容はどうでもよくなり、かわりに内臓や頭、いわゆる「腸脳力」を保つものに惹かれます。そこに付加価値として美容効果があればもうけもの。
そんな中年的美容動機変換期において、自他ともにおススメしたいのが、手前味噌ですが、うちの「よしこさん」の腸もみマッサージ。
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ある日、フラメンコのおけいこ中に「あれ?」と思ったことがあったのです。
おや。なんか、微妙にいつもより踊れる・・(微妙だけど)。
ブエルタ(回転)してもひっくり返らないし、先生の手拍子コンパスもいつもより聞こえるし、視界が明るくて、みんなの踊っている姿がスローモーションで見える(いつも見えない。皆さんが早送りに見える)。
????? と思っていたら、その直前によしこさんの腸マッサージを受けていたんですね。
おなかが柔らかくなるだけで、こんなにパフォーマンスに影響するの?? という、新鮮な驚きがありました。
一度、副交感神経へスイッチが切り替わったことで、偏桃体の興奮が止まったり、前頭葉の血流が変わったりしたからではないかな。
言ったら、「腸脳力」ですね。
何回か、よしこさんの腸もみ施術を受けてみて、さらにおもしろいのは、
マッサージを開始して数十分すると、よしこさんの手技が“ある”動きをします。
右わき腹のあたりですが、そこに彼女の指がくっと第一関節までめり込んだとたん、さーっと上半身に快感の粟が走り、スコン、と寝オチするんです。
深いところへ落ちる感じなので、「地球とつながる所」と呼んでいますが、毎回、同じような動きからの、同じような箇所なので、ふしぎなの。
お客さまたちも、スコンと落ちる箇所があるので、なんでしょうね~?とよしこさんもおっしゃいます。同じポイントだと思うのです。
右わきばら‥あばらの最下方あたり。ここに、何があるの?
ドライオーガズム(子どもが鉄棒などで感じるあれ)の一種かな? と思ったけど、違うみたい。
結腸? いやもっと上みたい。
肝のしっぽ?
胆のう?
腎の一部?
まさかの副腎?
いつも「今日こそ見極める」と思うんだけど、だめなんです。いつもスコーン。
サロンに新しい企画を導入する打ち合わせとかしてても、スコーン。
ですから、彼女の手がそのポイントに近づくと、あせって少し早口で喋ったりします。でも話し終わる前にスコーン。
さようならよしこちゃん‥最後までしゃべりたかったわ・・。
で、すべてが終わったあとは、表情も穏やかになり、結果的にこぎれいになる(自分比)。
尾籠で恐縮ですが、まんがみたいな色水まで出て、デトックスもしっかり。なのです。
※希望者には「猫のせ」の無料オプションつき。
風邪をひいたときは喉の上、食中毒のときにはおなかの上、と、痛いところを鎮めてくれるヒーリングキャット。
これは特別な猫なのじゃないかと、先日動物プロダクションの方にドヤ顔で言ったら、
「え、猫って、みんなそうですよ。悪いものを循環させるのでね。皆さん、よく知っていますよ」と、言われました。
(・・)そうなの。
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