さて、寒くなってくると、体がカチカチのお客様が増えて来まして、、
冷え対策もだいじですが、運動も怠りませんように、
と申しますと、「毎日30分くらいは歩いてます…」憮然とおっしゃる方も多いのですが、
それはあまり運動になっていないと思われます…
われわれ中高年、数十分あるく程度の運動量では、施術しても何をしても、どんどん血管もリンパもドロつくばかり。
「ご自分でも体を動かす努力をしないなら、CS60をやっても勿体ないです」
と、この頃ははっきり言わせていただいてます。どれだけ施術しても糠に釘ですもん。
と言うほど、私の運動量はたいしたことなくて、週1〜2の武道、週2〜3のゆるラン、安曇野で月2の創作ダンスサークル、東京で月2のジム。あと毎晩10分のストレッチ、くらい。
50歳のおばサピエンスに必要な運動量としては、全く足りていないと思いますが…
ーーっていう記事の趣旨とは関係ないけれど、昨今の街では、中高年男性だけではなく、歩行のおぼつかなくなった若い男性が目に入りません?
ときどき、ターミナル駅で定点観測をしていますが、
通行する男性の10人に1人以上、、いやもっとかもしれない。
かすかな傾きを含めると、沢山の人に歩行異常を感じらませんか?
2021年💉以前にこうした現象はあったでしょうか?
当のご本人たちは、歩きスマホをしたり、ぼうっとしたり、どうも身体に頓着されていないのが特徴です。
数年後この方達……軽度の歩行障害は数十万から数百万人に及ぶのでは……を街で見かけることはできるのでしょうか。
コ口ナどころでない、膨大な薬害が顕わになってきたと感じます。
◆
時には気分が悪い、頭が痛い、足がだるい、吐き気がする、、しぶしぶ道場やランに向かう日もあります。
寒風吹きすさぶ中、素足にペナペナの道着で、冷えた道場になんか誰が上がりたいもんか〜。
ランだって、3日もサボればジャージの着替えすら面倒で、体が重く怠く、20分も走ればヘロヘロ。
しかしお客さんに日頃キツイことを言っている手前サボれません。
昨日も、駅でゲロ吐いて倒れてた中学生男子を介抱しましたが、ある程度の体力や筋力がないと、あんなでっかい坊やを助けることはできません。
かくして、よろよろ走り、ふらふら木刀を振り、ドヤドヤと先輩にどやされていますが、
道着に汗がじんわり滲む頃には、頭痛は取れ、血流は昂進し、関節はひらいてゆきます。
ヨガやストレッチもいいけれど、一日10分でいいから、もう少し骨や筋肉に刺激を与えないと得られないギフトがあるのです(*)
*「カカトを100均の木槌でコンコン叩くだけで若返りホルモンが出る」…と療法家の津田師匠にイベント で教わってから、みなさん100均ショップで木槌を購入したそうですが🤣
かと言って激しい運動はいけない。
ペットボトルに、爪楊枝や小さなピンなどがいっぱい入った容器をイメージしていただきたいのですが、
これを激しく、マラカスのごとくジャカジャカ揺すっても、楊枝やピンはぶつかり合い、荒れまくり、ボトルの口や底にかたよりますが、
優しくシャ、シャ、、と微振動させると、まんべんなく混ざり合い、あまねく細かく遍在します。
そんな「超ゆる」微振動、かつ刺激のある最適な運動は、、
3〜4年、クライアントたちを睨めっこして考えておりましたが、
やっぱり最大公約数的にゆるランが一番。というシンプルな結論に至っております。
早歩きより少し負荷のかかる、時速6〜7kmくらいの超ゆるゆる。
しかも、ただのゆるランではなく、
なんばの小走りが良いんではないかと。
「なんば歩き」の効用を教えてくれたのは、
今年初夏、SANKAでのCS60研修会 に参加してくれた、
ヘアメイクアーティストABEちゃん。
CS60より、こんなことばかりやっていました🤣
なんば歩き、なんば走りというのは、慣れれば疲れにくく、長時間の移動に効率よく、右脳と左脳をバランスよく刺激し、脳が活性化されるという。
ゆるゆると、なんばを練習するうちに思い出しました。
私は学生時代には、市大会で記録を残す程度のアマチュア中長距離ランナー(陸上部)だったんですが、
(県大・国大には化け物がおりますから…)
ある程度の時速をキープし、ランナーズハイになっている瞬間って、まさに、なんば走りだった気がする。
車の運転で言ったらアクティブクルーズコントロール(あACC)モード。走り瞑想。
戊辰戦争くらいまで、町民も武士も忍者も、和服の大和撫子も、飛脚のおじさんたちも、なんば歩き、なんば走りをされていたと言いますが、これも欧米のフォームに席巻され、忘れ去られていったんですね。
かくして、ここ半年ほど、一日数十分のなんば歩きや、ゆるなんば走りを試してきて、
はじめは体の使い方や、脚の筋肉の使い方のちがいに戸惑いましたが、、これは老若男女におすすめできると実感。
なんばゆるラン。
肩〜腰〜脚が上下に連動していればよい、
肩は逆回転(うしろ回し)でもよいそうです。
私は逆回し派です。
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