なにわ生体電流 道中記

大阪・西成→ 奈良・天川村→ 和歌山→神野々へ。
怒涛のドライブ施術旅行してきました。
しかし地図がまったく読めないドライバーは…

これほどひどくない↑と思ってたけど
尺がまったく読めず、ゆく道々で家人と揉めながら、予定の宿に辿り着けず車中泊をはさみながら、約1000kmを迷走。
トラック
施術は一件もしない予定でしたが、大阪についた初日、宿のあるドヤ街を歩くと、足を引きずって歩くおじさんたちがたくさんおられ…
腸が悪そう。肝臓が悪そう。片っ端から施術させてほしい衝動にかられながら、、宿に着いたら、6~7名、つい施術しちゃいました。

かわいいお坊さん

旅人やスタッフたちと囲む夕餉、ほんとに美味しい

シェフおかみUさん

足
駆けつけ数人を施術後、疲れて寝オチしたら、施術したどなたかとシンクロしたようで、
夢の中で、暗くて深い崖下を覗き込み、身投げしようとする衝動にかられ。
…こういうのは慣れてきた(つもり)ですが、脂汗がでる。気になる。
一体、どなた?? と思ったら、このココルームに来る前、自殺する場所を探していたというおじさまがいらっしゃいました。
若い頃は進学校で同人誌を作っていた文学青年。ドヤ街には、そんな繊細なインテリも多い。
見覚えがある崖だと思ったら、私はティーンズ時代に福井県に住んでいたことがあったのでした。そうだあれは東尋坊だったような。

よかったです。元文学青年のおじさまは、もう死に場所を探されることはないような気がします。この街にたどり着けたから。
トラック
大阪・西成 ココルームは、わけアリな人々がたどり着く最終地点と言われます。
壁に貼ってある連作短歌。上、中、下の句、それぞれ読み人が違うので、ありえない発想の歌ができちゃう。
とんぼがえり もう嫌や 前の家に帰るわ
て。🤣
しかも、このアート連作短歌のキモは、出来あがった歌を、第三者が誉めて誉めて、詠み人が納得するまで誉めまくること。
なんとよくできた、肯定システム。
重度の鬱病、何度も自殺未遂したエリートサラリーマンが、元気を取り戻して帰って行かれたりするといいます。

情報量が多すぎて逆に落ち着く(しかない)客室…

この宿でスーパーパイザーをやっている同郷(富山出身)、同級生の、てんぎょう君。
彼も擦らせてもらったら、満身創痍。傷のない人なんていないですね。擦るわたしも、満身ヤンデラー。
彼はコロナ期がひと段落したら、ナミビアに図書館をつくるフランス人を助けに行きたいそうです。澄んだ目をしている。こういうひとを見てると、命なんか使いきってなんぼや。
トラック

施術をさしてもらった中に、お坊さんがいました。
悩み多き僧侶。実家は大きなお寺さん。
むくつけき30代君ですが、何だか愛しくなって、かわい、かわいと後頭部を擦らしてもらったら、
「なんか、悲しくないのに涙が出てきました」。
うしろ首が、生まれたてみたいなピンク色になって、ほかほか湯気みたいなの出てきました。
「次は、どこ行ったらこんな施術受けられますか」
「天terrace っていう同業者が、大阪で開業されたから、ぜひ行ってみて」。

というわけで、翌日は天terraceさんの新サロンで、冷やかし、いえ開業お祝い、総勢7名
CS60の未来と課題について盛り上がりました。
規約文章にも人格があり、魂が宿りますね。契約者を守りたいか、そうでないものを守りたいか。権利を尊重するか、規制するか。それは何のため。だれのため。
重たくなりすぎたものは、私はどんどん捨てていくわ。
が、そんな話より、皆が体験してきたマニアックな療法、場、人の話がおもしろい🥰
「ごしんじょう」も、やっぱり特訓してみたいな。
おひとりの男性、クイック施術さしてもらったら、ご感想をいただきました。
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ALS と診断されている方ですが、頭部に不思議な手応えがあって、施術にインスピレーションをいただきました。
足
うちには、実は、他にもALSのクライアントさんがいらっしゃるのですが、最初は固まっていた四肢が動くように、歩けるようになられ、進行は鈍っているみたい。
生体電流療法ではあるあるな事なので、ことさら喧伝する気もなく、、そもそも、ラベリングされた病名への関心も年々薄れています。
しかしALSも癌もパーキンソンもまだまだメカニズムがわからないながら、大元にアプローチする方法はあるようで、ずっと試行錯誤しています。
足
さて、この方も、いくつ前の過去生かわかりませんが、お坊様だったことがあるみたい。袈裟をお召しになっている姿。
魂って、死後は超素粒子状に分解される、STAP細胞みたいなものだと私は思っているので、
まるごとの生まれ変わり、そんな単純なもんあるかなと懐疑的ですが、(織田信長だった構成要素を1/1000共有している、とかそんなことはあるかもしれない)、
そんな疑り深い自分が、施術をすると時々過去世のようなビジョンを見させられるのが不思議です。
足
この旅ではほとんど、CS60ではなく、別の施術器たちを使ってみました。
CS60はどちらかと言うと「吸う」のが得意ですが(私の感覚)、「出す」ことに相性のよい器具もあります。
こうした器具たち、使いこなすことができれば、誰でも奇跡みたいなことを起こせるのだなと、仲間たちとの集いを通して再認識しました。
(だから私のように元々の能力が高くなくても大丈夫。努力は必要ですが^^;)
さらに、どなたでも自分の気功の力を伸ばしていけば、もっと多様なかたちで生体電流を調えられると思います。
たとえば膜電位に作用させる方法も道具も、まだまだたくさん世にあるということ。
和歌山県でお会いした、ゆの里 重岡社長のお話がヒントになりました。今度シェアします。
どうぞ皆様、道具にとらわれることのありませんように。
だれかに、なにかに縛られることのありませんように。
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