先日サロンにお初で来てくださった、堀田小百合さんが、こんなふうに紹介してくださいました。
美しいー、いただきましたありがとうございます。
写真より実物がよい。とはいろんな人に言われます、それは写真バエが良くないためもありますが😱
医療健康美容家、セラピストはなるべく写真を盛らないで、「あれ、この人リアルのほうが……」と思われたほうが、いろんな意味でいいんですよ。ラポールを築きやすくなるの。
さて、そんな小百合さんこそ、ブログ写真を拝見するより、リアルが数段きれいだったわ。
ひだまりのような熱量を全身から発し、お召しになった赤いワンピースそのままの温度を感じさせ、ハイビスカス🌺を思わせる。見た目はエイジレスな昭和アイドルの如く(同世代やから)、
こんな可愛いアラフィーうそやろ。
そして、すっっっごく、正直で裏表のない方であった。
「それ、初対面で言っちゃう?」ということを打ち明けてくださった。
「さや香さんなら、大丈夫かなって」……。
確かに私にとっては、それがどうしたのむしろ良かったね☆と思える話、
でも人によってはマイナスに取る方も多いでしょう。それを小百合ちゃんはいやらしい計算もせず人々に話してしまい、
やっちゃいました、てへ って。
この人は・・・・
ボーン・イン・ザ・セラピスト。
恐ろしい人。生まれながらのセラピストよ。
私みたいな修行魚じゃなく、天然ものよ。
ただそこに「在る」だけで人を癒すタイプ。
あまりにも性格が良すぎて、ブログでは強い「差別化」を狙われておらず。だめよこんな抽象的なふわっとしたタイトルじゃっ。もっと責めなきゃ。(トマソンは脇に置いておく)
コロナ期のためお客様の入りも芳しくないとおっしゃるけど、
でもね、この方、そのうち大人気のセラピストになるわ。
そんな未来が私には見えるのです。
「小百合ちゃんがそんなにメジャーじゃない頃から、知ってる」とドヤ顏をしてる自分が目に浮かぶ。
私の行く店は、ガラガラでも帰る頃は満席になる。
私の紹介する物は、人気になりすぎて自分が買えなくなる。
そして彼女のご予約は、まもなく取りづらくなるでしょう。
小江戸(川越)という雅な土地でサロンをやってらっしゃるのも、アドバンテージが高い!
今、メインで施術されている手法は「ポラリティセラピー」といいます。
ポラリティとは
極性という意味です。ポラリティセラピーは身体の中の極性を利用したボディーワーク(手技)などにより身体のエネルギーの流れとバランスを整えて心と身体の両面の健康を促進するセラピー。
優しいタッチの手技でエネルギーの流れを促し身体や心に生じてこんがらがっている緊張やコリを緩め、ほどいていきます。深いリラックスに誘う事で自律神経を整え、自然治癒力を高めてコリや痛みをとり、身体の不調を整えます。
とのこと。
これだけを読むと、抽象的で、わかりづらいかもしれません。
私は、名医・真弓定夫先生の娘さんである、真弓紗織さんからトウリーディングの講習を受けたときに、初めてこの「ポラリティ」という言葉を聞きました。
沙織さんは「ポラリティ」というセラピーを早くから体得されていた父・定夫先生の記事をシェアしてくだったのです。
(以下、引用)
『湧』1992.4.10号より
手の氣の力 真弓定夫
―――手の氣の力、つまりハンドパワーを高めることによって、日常生活を豊かにし、よりよい育児が可能になります。
ハンドパワーを生かすといっても、とりわけ難しいことではありません。ハンドパワーを活用したのが、古来いわれる“手当て”なのです。看病の看の字も“手をかざしてよくみる”という意味です。頭が痛む時に頭に手をやる。歯が痛む時にその部分を強く押さえる。子どもがお腹を痛がる時にさすってあげる。これらはすべて手当てになります。…(略)… “手は第二の脳である”と言われますが、私はそれを実感として感じています。
私が多少なりとも他の人より手の氣の力が強いとするならば、小児科医であることによるといえそうです。小児科医になって三十六年、その間、私は数知れぬ子どもたち、とくに乳幼児に接しています。その場合、いわゆる“未充足の氣(生まれながらに自然に備わっている氣”は、より自然な生活を送っている年少者ほど高いと思います。そうした豊富な未充足の氣を受ける体験の積み重ねによって、私の充足の氣が少しずつ培われていったのではないかと考えられるのです。
こうした手の気の働きを基に、ポラリティシステムの創始者であるランドルフ・ストーンの後を継いで活動しておられるのが、リチャード・ゴードンです。日本では伊藤修さんや、ゴードンの著書を訳した福田高規さんらが、一九八四年頃から同じような試みをしておられます。
ポラリティとは、一言でいえば、両手を使って病を治す生体エネルギーバランス療法といえます。ポラリティによってエネルギーを調和させるために、身体を両手で触ったり、両手を近付けることによって、氣の流れの滞っている点を開放させて全身にエネルギーを送ります。それが基本の流れとなり、全身の生命力が賦活化されるのです。
親子でポラリティを交わす時に、両親がリラックスすればするほど、親の手を通る生命力が子どもに伝わりやすくなります。子どもの心理状態が安定していればいるほど、そのポラリティはより豊かに親に伝わります。両両あいまって、その相互作用の繰り返しにより、お互いの生命力が高められて、親子関係が円満になってゆくのです。
ポラリティとは、要するに両手を使って身体の各部を自然にマッサージすることです。何よりも愛情を持ってポラリティをすることが肝要です。ゴードンはこう書いています。「何百年もの間、多くの人たちによって愛が最高の治療であるといわれてきました。愛は生命力のパワーなのです。愛が滞れば生命も滞ります。そして、身体はこれを反射します。私たちは愛を試したり、創造する必要はありません。愛は、私たちのまことの性質、そして本質だからです」。
愛を持った両手には人智を越えた力が秘められているのです。「この両手は、私たちの周びにいる人々の苦痛を取り除き、心からの愛の通路とすることができます」と、ゴードンはこのようにもいっています。
考えてみれば、たった三十年ほど前までは日本人のお父さんやお母さんは、おんぶ、だっこ、たかいたかいなど、自然のうちに巧みにポラリティを活用していました。こうした風潮が年とともに失われてゆくのが私には淋しく思われてなりません。
施術で、無意識にも「ポラリティ」を利用している治療家は多いと思います。
私もそう。もう一方の手の添え方によって、または両手で器具を使うと、作用が増すことがあると、あるとき気づきました。
極と極。圧と圧。
さらに「2点」だけでなく、この2点の力が丹田から発せられる「3点」「三位一体」として意識が調和したとき、エネルギーはより増幅します。
さらに、丹田を中心点とし、球体としてフィールドを広げられたとき、施術のエネルギーは一段と高まるようです。
たとえばそれは、カタカムナ量子学でいう「ミ」「三」の思念の一部と私は解釈しています。
日本を代表するフラメンコ舞踊家で、私がいま必死で教えを請うている森田志保先生は、
この「3」を、「点と球体」のリズムとフィールドで捉えることについて、命懸けで教えてくださるし(いつも死ぬ気で踊れ!とおっしゃる😱)
合気道の師範・笹田祐司士氏(七段)も、両腕(両足)と丹田……三点のバランスと球体からの、統合的な構えが肝心と教えてくださる。
一流の技術者がいうことはみな同じなのです😲
私は「やっているつもり」で、この名人たちから見れば程遠いのですが、毎日毎日厭きずに方法論をみつけ訓練し自分で表現し続けること。しかないんだろうなと思います。愛とは積み重ねである。
でも、天真爛漫小百合さんは、天然でこういうことを体得しておられるんじゃないかと思うんです。
「すでに愛そのものである」と感じさせてくれるのです。
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