唾液から、母系から受け継ぐミトコンドリアＤＮＡを解析してくれるサービスで、ハプログループを調べてもらいました。
ハプログループとは、単一(=ハプロ)の一塩基多型(ＳＮＰ)変異のある共通祖先をもつような、似たタイプの集団のこと。
公益財団法人 テルモ生命科学振興財団HPより
日本人は決して「同族」ではないのだ。
世界中にきょうだいがいる。
１万円ほどのキットなので、母系祖先のざっくりした分類くらいかな？ と思っていたのだけど、
ぎょっ。
身長、体重、髪の太さ、肌の光老化ぐあい、はげやすさ、腰のくびれや胸のサイズの傾向など…20項目ほどの体質の傾向を割り出してくれました。
ここここんなことまで。
微乳×ずん胴は、ＤＮＡのなせる業だったのか。
これ中２のときに知りたかったですよね。
日本に46.7％生息する、わが同胞の小胸傾向・若年チームに告ぐ。その努力、別の美活道に回したし。
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変わり種では、「アスパラガスを食べた後の尿から独特の臭い」を感じとる可能性がやや高いタイプ(30.3％が同グループ)。
という判定もありました。
これはメタンオチールという匂いで、ヒトや動物の体組織にも存在する、便や口臭、おなら臭の成分のひとつ。
「腐ったたまねぎの匂い」として、セラピスト業界では病気や邪気、不浄臭の代表格とも言われます。
昔、あるマンションの購入を検討して内見に行ったら、この匂いが部屋から香り、不穏な気配がしたのです。窓ガラスには奇妙なヒビが入っている。
しかし私以外の人は、まったく匂いを感じないという。
むーー？
と思って仲介業者さんを問い詰めたら、持ち主が非業の死を遂げておられていたのです。ああ、どうかご供養をしてあげてください。
◆
CS60施術でも、私はこういった匂いを嗅ぎながら作業をしています。
がんか糖尿病を予期させる甘酸が饐えたような匂い。カビ臭。アンモニア臭。サビ臭。サプリ臭。薬剤臭。焦げたような香ばしいような、メイラード臭。
施術をしていると、いろんな匂いが浮かび上がってきます。
でも、こうした体内の汚物、生存に直結する匂い以外はどうだろう。
たとえば「麦芽の匂い」は、私には嗅ぎ取りづらいという判定が。決して全体的に「鼻が利く」わけではないようです。
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「体重が重い傾向にある」とも出たのだけれど、
161cm、体重は50kgを出るか出ないか。これを何十年も推移しており、児童期から運動量のわりに筋肉はつきづらい。
他の検査では、遺伝的にビタミンB6(p5p)の欠乏しやすいことが判っていて、それが様々なメチレーションの不具合……セロトニンの代謝不全、たんぱくの合成不備などに関わっているらしい。
重たい傾向にあったご先祖さまは、どこかで、遺伝子の一部を欠落させ、より軽ノリで刺激を要する体質を獲得することで、「旅」の推進力を強めてきたのかな、なんて思います。
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ざっくりではありますが寿命の可能性も提示されます。
「本当に見ますか？」「本当に見ますか？」みたいなカギを次々クリックしていくと……。
まあ思った通りだった。
自分の寿命をなんとなく知っているので(数字のイメージがある。時々変わる)、そんなにひるまなかったけれど、望まぬ結果だったら、そして家族に知られたら、波紋を呼ぶかもしれませんよね。
そして、肝心のハプログループは…。
ちょっと意外でした。
幼少から「うちは北方に縁がある一族らしいよ」と聞いてきた。南国や南の島々、海や航海や漁業にも、とくに親和性は感じない。
自分のアルコール分解酵素の遺伝子構成は、モンゴロイドにはないようだし、てっきり北アジア、ロシアから北回りで日本に入った群れにルーツがあるかと思っていた。
いや、いろんな論文を読むとそういう可能性もあるみたい。
日本人の約13％、約８人に１人が属するこのグループは、東南アジアを起源とし、
そこから北回りでシベリア→北米→南米に回ったチームもいれば、果敢に船で大平洋の島々に広がっていったチームもいる。
そこから北回りでシベリア→北米→南米に回ったチームもいれば、果敢に船で大平洋の島々に広がっていったチームもいる。
ヨーロッパ白人の母を起源とするグループと枝分かれしてから、かなり世界の広範囲に移動した、多動なグループ。
近い仲間はハワイの原住民や、南米の原住民。
先日、ミイラ展を観にいったけれど、ミイラとして残っているインカ帝国の方々のほとんどは私と同じハプログループらしい。
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そういえば、これまで旅した中で、かなり親和性を覚えたのは、2002年に出かけた中国南部、｢雲南省｣周辺の秘境。
いわゆる「自治区」のペー族、タイ族、イ族、ナシ族など少数山岳民族が暮らす地域だった。懐かしいなと思ったけど、実際にルーツが近かったのかな。
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現地の秘所で購入した、100g10万円する烏龍茶は、涙がでるほどおいしく、10年かけてちびちび飲んだっけ。
薬草や珍味も豊富。
山のきのこや獣がどっさり入り、水を使わず香ばしい油だけで調理する薬膳気鍋のうまさったら……。
これを再現しているのが、都内でも３軒くらいしかない雲南料理の店「過橋米線」。
かれこれ十数年、通っています。
298円という驚異的な値段の美味しい小鉢(薬膳)が30種以上ならび、一杯飲んで、米線も加えておなかいっぱい食べても二人で3000円そこそこ。いつ訪れても満席です。
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話は逸れたけれど、そんなハプログループに属する私は「冒険好きではありませんか？」という判定文も。
そらもう好きどころか…
このグループは、３万年前には日本列島に渡ってきていた可能性がある。
原住民として、数千年前に縄文文化を築いていたという。
カタカムナ量子力学を見出だし、ウタヒに遺したグループの一員だったかも、なんて思っています。
数千年前まで列島は寒冷で、雨風吹きすさぶ気候もしばしばであったので、ご先祖たちはサバイバルの術としての物理概念を記号化し、次世代に託した。
温暖になった後に、大陸からやってきたモンゴロイドに、山岳や北方、東方に追い払われたが（→関東縄文人）、
その用語や概念に後からつくられた神話が、融合して残された…
なんて。
想像の旅はどこから来てどこへゆくにも自由、思索そのものが冒険です🥰
そんな冒険者は、ぜひお調べになってみてください。
オーソドックスなヘルスチェックより、こちらの方がロマンがあるかも。
あくまでも、母系から継ぐミトコンドリアDNAからわかるルーツの一つです。
大陸系弥生人が、縄文系の母を孕ませても、子に受け継がれるミトコンドリアDNAは縄文系。
ですから父系…Y遺伝子を追えば、もっといろんなご先祖のルーツが複雑に入り交じっているはず。
また、見も知らぬ第三者に自分のＤＮＡ解析情報が渡る危険性もありますね。
特定のハプログループが感染するウイルスをばら撒くことなど、今は簡単でしょうから。
「それがどうした。石橋を叩いてうずくまる10年より冒険の３年を生きたい」
と思う、私のような多動、もといお転婆さんには、ぜひおすすめします^^
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