細胞にしみるりんごジュース

トウリーディングという望診メソッドを通し、泣き笑いした仲間と、コーチの真弓紗織さんに感謝しています。

そんな中、とてもユニークなりんごジュースに出会いました。

集まった仲間のひとり・Tちゃんが振る舞ってくれたのです。
「義父が青森県の十和田でフラワーガーデンを営んでいて、りんご農園もあるの」りんご

そうなんだあ。と何気なくゴクゴク飲みました。
 

 

 

ポーン

 

 

 

待った。

 

これ、そういうシンプルなお品書きで飲めるやつじゃない。

どすーーんと胃に流れていくふつうの果汁ではないんですよ。
食道から四肢へ、すみずみの細胞へ、染みていく。何だかなつかしいコクが。昭和だ。これ昭和の滋養だ。

懐メロならぬ懐リンゴの染みっぷりにワナワナしていたら、目の前に映像があらわれました。

 

 

秋の柔らかな金色のひざしを受け、千熟、万熟に実る果樹園。

観光バスが止まっている。バスから降りる人々は、落ち葉の絨毯をふみしめ、やわらかさを味わっている。
Tちゃんは、果樹園の女主人として、ひとびとを出迎えている。

―――? これ、何映像? 現在はあるIT大企業に勤めるTちゃんの顔を見直しました。

まっすぐな瞳で、にっこりと見返してくれる、堂々とした物腰。このひとは「女王の指」「僧侶の足」と呼ばれる足の相をもっているのです。

 

 

 

 

 

 

お養父さんが? 青森で? フラワーガーデン? 

 

 

ボトルをあらためてよく見てみました。

「手づくり村 鯉艸郷(りそうきょう)」。名前が匂う。

そして住所まで、なんだか匂う。電場の整った土地の匂いがする。

デザインも。

一見押しの少ない、控えたデザインですが、独特の清潔さと、込められている何かが、匂ってきませんか…

🍎

話は逸れますが、地方の伝統的な特産物や伝承品に、イマ風なデザイナーの手が入って「イマ風」なパッケージにリニューアルされることがありますね。そしてイマ風の洒落たネットストアで販売される。

それは素敵なことなのだけれど、生産者の土着の「匂い」が消えてしまう点においては、もったいないことも多いと思います。

私は「波動のトレーサビリティ」と呼んでいるのだけど、それが薄くなってしまう。ブランディングのはずが、ブラインディング(目隠し)になってしまう商品も多いのではないか。

田舎のお父ちゃんが手足を泥だらけにして刈った物、お母ちゃんがそれを手ずから詰めた痕跡、それを地元の梱包材でくるんだ素朴な仕上げ……。

軟弱ながら、私ら都会の小市民は、その土着の恩恵に浴し、良いものの良さをきちんと汲み取り、良いものとして広めていく義務があると思います。

 

平たくいえば、田舎のゆたかな恩恵に浴したいなら、「安心してマニアックな物を作っていただけるよう、がんばって売らしてもらいまっす!」ということです。

🍎

然して、ぷんぷん匂うこの名前から、私は検索をしてみました。

手づくり村 鯉艸郷
 

そうしたらポーン……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルピナス、花しょうぶ、芍薬が咲きみだれる初夏のユートピア。

日本とは思えぬ風景に、大きな茅葺きの古民家や古式ゆかしい水車が、昭和ニッポンの望郷感を添える。

7~8ヘクタール? 

< p>ひとりで、一代で、このような花天国を築けるものなの? 

Tちゃんのお義父様……中野渡裕生さんってどんな方?
 

釘付けになって見ていたら画像が出てきました。

やっぱり素敵なご尊顔。こんな土の神様みたいな方がつくるのだから、それはりんごジュースだって美味しいだろうー。

 

 

トウリーディングによれば、「お金」が人生の大テーマのひとつであるらしいTちゃん。

彼女は女性社長となって、このユートピアを継ぎ、人気観光スポットとして育てていくんじゃないかーーーーー?

🍎

さて。

ここまで私の勝手な変態トレースに付き合ってくださった方、、

とにかく美味しいジュースですので、だまされたと思って鯉艸郷の通販を覗いてみてください。なんと1000mlあたり575円です。

 

昭和49年から、「命は食なり、食は命なり」と、有機農法・自然農法に取り組まれているという中野渡さん。

 

木村さんより早いじゃないか。

そして木村さんよりお手頃よ。byTちゃんウインク

そしておいしい。

木村さんのジュースだってそりゃあ美味しいです。年によって少し違うけれど、透き通った上品な甘さ、耐久性を感じる澄んだエネルギー。こころが静かになりますわ…(私比)。

でも、鯉艸郷(りそうきょう)のは、もうちょっとコクと、良き雑味がありまして、生きる力をくれる感じなんです。励まされる感じがします(私比)。

 

 

よく瓶を振って飲むのがコツ
何より、マンモス菌ドリンクに注いだら、菌がめったら元気になり、発酵スピードが加速する。
こんなジュース、ちょっと他にはないんです。
 
そういう意味でも、いのちを応援してくれるジュースかなと。

 

🍎

乳がんで亡くなる数日前、もう固形物を口にできなくなった小林麻央さんが、家族に買ってきてもらったか、絞ってもらったのかな……オレンジジュースをひとくち飲んで、

ああ、おいしい、ってブログに綴っていらした。
 

あのとき、麻央ちゃん同様に、何万人もの、読者の胸に、ジュースがじわーっと染みたと思います。

その感覚を、また追体験できたのです。ああ、麻央ちゃんは、こんな細胞がふるふる、ふるえるような、ジュースのよろこびを味わえたのかもしれないなって。

🍎

 

 

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