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先日、私の大切なお客さんの大切な人が、傷つけられた。
それを知る前まで、私の親族は無事でよかった、なんて思っていた。手前勝手な無事がほころんでしまった。
だれかが、梅雨入りには魔が差しやすいのかな、とつぶやいていた。
2001年6月8日 附属池田小事件
2008年6月8日 秋葉原通り魔事件
2012年6月10日 大阪ミナミ通り魔事件
2018年6月9日 東海道新幹線死傷事件
2019年5月28日 登戸通り魔事件
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気象庁によれば、過去30年の平均の梅雨入り日は6月8日(関東甲信越のデータ)。
この前後に、無差別的な事件が起こりやすく見えるのは偶然なのでしょうか。
今年の5/28は、まだ梅雨入りではないけれど、都内の雲量は90%、朝から昼にかけて一部、降水もあった湿った日でした。
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ネットストアを数年続けて、オヤ…?と思っていることがあります。梅雨入りの時期はクレームが増えること。
遅配なら他のシーズン……大雪や秋の長雨もあるのに、なぜか梅雨には、苛立ちを抑えきれないカスタマーが微増するのです。
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昨年刊行の女性誌(出典元を忘れました)の記事によると、「天気痛」と名付けられた疾患があります。常時からだに痛みを抱える人々の中で4人に1人がこれに該当するとか。
天気と気圧が変化すると、頭痛、関節痛、めまい、首や肩こり、耳鳴り、自律神経失調、抑うつ状態、不眠症などが悪化するというもので、最近では大学病院に「天気痛外来」が設けられています。
そこまで主訴がハッキリしなくとも、「ウーマンウェルネス研究会」による首都圏20~50代男女810人の調査によれば、この時期にだるい、憂うつ、体が重い、やる気ない、という「梅雨ダル」を実感する人は、人口の6割になるといいます。
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西洋医学では、湿度の高さ、気圧の変動による自律神経の乱れが原因と考えられます。
中医学でも、湿気が体に入って、脾(消化機能)が滞り、水分代謝が乱れ、冷えると考えられます。
私が教わっている氣道協会の長谷川先生は、梅雨は湿気で皮膚呼吸がしづらいので、呼吸器と肝臓にもご用心とおっしゃっている。
いろんな先生方のご意見を聞くに、
春~初夏を経て、胸が開かれ、「気」が増大して巡っている分だけ、「水」や「血」が詰まってゆく梅雨は、イキ苦しく、発散できないストレスが溜まったり、エネルギーが空回りしがち。という見解は共通項のようです。
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問題は、冷静な思考がままならないほど空回りしたエネルギーが最悪な方向に転じ、人を傷つけることに向かうこと。
登戸のような事件があるたび、引きこもりの人の救済システムとか、50-80問題とか、いや社会が手を差し伸べても御本人が拒否る問題だとか、ではどうすればいいだろうとか、いろんな方々が考えてくれている。
でも私は、日々、人の体をさわっていて、天候や気圧と、体調との符合が気になるんです。特に女性は天候に体調が左右される人が多い。
4月~5月半ばまでいい感じにダイエットや体質改善がすすんでいたのに、雨が続くと、むくんだり、熱くなったり、筋膜にそれまでなかった奇妙な膠着が出たり、おかしな手触りになる方々がいる。
そして苦しそうなのに、気づいていない。だからお願い、少しだけその糖質制限や、トレーニングや、気持ちのガマンを緩めてみてくださいってお願いしています。
ミネラル不足(循環不全)で足が攣っている方もいる。シリカ水や黒糖、生蜂蜜、お塩……もっと喫緊の状態ならマルチサプリを頓服していただくこともある。
ほんとうは食事で調整が一番だけど、
【荒れてるな、と思ったら早めに飲もう梅雨サプリ】なんてキャンペーンがあったら…この際、企業キャンペーンでもいいから…自衛のための、ひとりひとりの注意喚起に繋がらないかと思う。
梅雨のメンタルは、真夏や真冬より、まずい状態になりやすい人が多いのではないか。
こちらは代替療法師バニラさん推奨の蜂蜜。「蜂みつ美術館」の商品です。通称アナスタシアの蜂蜜。ロシアのシベリア奥地にしかない自然の恩恵と、その採取1000年の奥義の凝縮。黒いほうは240gひと瓶で7600円しますが、それだけの凄みがあります。
ひとさじ舐めたら、ジジーーっと臓腑に沁みゆき、エネルギーが血管を駆け回る。目が覚める。覚醒する。サプリでこういうものはなかなか作れないのじゃないでしょうか。
この宇宙の天体が、消化・吸収・代謝を経て生まれるように、われわれ人類の体も、オーソモレキュラーなどヒトの知識の欠片で作ったサプリばかりでなく、なるべく、宇宙から直接組成されたものを消化・吸収・代謝するほうがよい。
蜂蜜はそれを味わえる原始的で濃厚なエッセンスの一つでは。と、このオバケ蜂蜜を食してみて思いました。
アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)
1,836円
Amazon
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梅雨どきには、
・そんな「自分のとっておきのもの」を、元気なうちに準備しておく。そして体がだるくなったイザ、という時に食してみる。
・ほんの少し、糖質制限や厳しいダイエットやトレーニングをゆるめてみる。梅雨の体重増加はゆるしてあげて。
・そのかわり(梅雨の健康法の一つは「汗」ですって)ほどよい運動や温泉や岩盤浴を楽しんでみる。
・でも可能な人はこの1か月だけ、グルテンを控えてみる。腸が元気な時に食べるパンはほんとうに美味しいけどね
・梅雨どきにアクティブな工夫なんてしたくない人は、ぐうたらできるよう、前もってぐうたら貯金を少ししておく。
・落ち込んだときに見るyoutubeやサイトをとっておく。
・元気な人は、この時期にはたのしい情報を発信する。
そんな「ストップ!レイニーブルー」運動を、勝手に私は推進してゆきたいと思います。だれかセンスのいい人…「レイニーブルー」という昭和のネーミングを令和っぽくしてくれないですか。
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登戸の事件に対し、死にたかったなら一人で死ねばよかったじゃないかという意見が物議を醸している。私はそれに対しては意見を持たないけれど、人類は本来一人では生きられないよう、死ねないようにできているようです。
どうか皆さん、この6月はご自愛を。ご慈愛を。
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