神様がサロンにやって来た。

 

局地的(家族)にうけている青空CS60。
 
先日、神様がサロンにいらっしゃいました。
 
基本、「お客様は神様」……商売訓ではなく、だれもが霊性をもっているという意味で……思っているけれど、ときどき宮崎アニメに出てくるオクサレ様みたいに、穢れや疲れで、たいへんなことになってらっしゃる神様もいるバイキンくん
でも私も日々いろいろなことで邪気っているので、おあいこである。だから個人のネガティブにこだわらずエネルギーを循環させたいなと思っている。
 
得意または苦手な食べ物、色、時間、気候、夢、服装、音楽、話し方、癖、症状、家庭、皮膚、目、髪、骨格…などから、個別に合うレメディを考えてはみるけれど、基本的にネガティブな症状を「個」に負わせないように考えたい。
 
なぜなら、おからだを触り、その奥を触ると、根っから腹黒いひとなんていない。腹にオクサレ様が入ってるだけ。オクサレ様は、結局そのひと自身にしか除去しきれないけれど、腹に溜まったのはそのひとのせいだけではないから。
 
 
なので時々、光の神様みたいな人が来店されても、個人的に崇めないようにするけれど、
「おからだを触らせてくれてありがとうございます…」と、こちらがお金を払いたくなるような方はいる。
だまってお礼を言いながら擦っていると、先方も、生きとし生ける周囲の全てに感謝のことばを唱え続けていたりするので困っちゃう。気の善い人を施術すると、こちらの頭がとろーんとする。施術者が突然床に倒れるサロンってやばいですよね。
 
最近、新規で来店された方もそんな女神さんで、生まれた田舎にも家にも職歴にも、今の「乗り物」である自分のボディにも…かつてネガティブだったことにも今は感謝感謝。しかも、勘も強い方で、発信する情報のすべてが、ご託宣みたいになっている。
 
施術が楽しくて、アハハアハハ笑っているうちに、教えてくれた情報の大半を忘れてしまったが、ひとつ強烈に印象に残ったのは・・
 
蒲田や門前仲町で薬膳スリランカ料理を供し、高い評価を得ている「ディデアン」というお店。そこが東新宿アパホテル内のレストラン「SUN SUN(サンサン)」にて、コラボ出店しているという。
 
たいへん美味しく、職場も近いことから、女神さんは週2で通っている、とのことだった。
 
私カレーはそう好んで食べるほうでないけれど、この「薬膳」はよい、何かがピンと来た。
 
最近たまった仕事疲れ、そして、先日久しぶりに飲んだお酒疲れを抜くのに、ここに行きなさいと。何かが言っている。
 
すぐに出かけた。
 
そして、「東新宿。はじめて降りる駅だなあ」。…駅の構内で、家人とデジタル地図を見た瞬間、
 
この稲荷神社の表示が目に飛び込んできた。(古地図アプリと重ねてみました)。
小さいのに、物凄くパワフルな気配。行け行け、と何かが囁く。
 
で、「突然ですが、カレーは後回しにして、まずこの神社に行きたいと思います」と、家人に言うと、
 
「始まったよー。やめてよー。あなたが、どんなに神がかっても、ぼくは今、お腹がぺこぺこなんだ」と、へたり込む家人。
 
でも、うんこ座りでスマホを見た彼は、
「待てよ、この神社はこれから行くアパホテルの真裏じゃないか!」と叫んだ。
 
じゃあ、急げ急げ。
 
出口へ歩いていると、きゅうに駅構内がぐにゃりと歪む感じがし、311を強く思いだした。
「今日、これから地震が来るよ」と言うと、「はいはい、はいはいわかりましたよー」と、カレーにすっかり頭を支配され、白目を剝いている家人は、聞いちゃいない。
 
そんな感じで飛び込んだスリランカカレー屋さん。
 
まず、おかわりし放題という「ラッサムスープ」をひとくち飲んだら、酸っぱ辛い! が、旨い!
炎症を起こしていた胃の左下部に、ジワーンと染みていく。あ、、何かが、修復されていく。左頭部の痛みも取れていく。
 
タマリンド、黒胡椒、ジンジャー、大蒜、生姜、丁子。これは薬膳スープ。というかもはやアーユルヴェーダ調合じゃないか。トマトベースは得意でないのに2杯もおかわり。
 
その瞬間、足元がグワングワンする。やっぱり、地震が来たよ。
 
勘がするどくなっている。私が神ってるのではなく、さっきまで施術させて戴いた、この店を教えてくれた女神さんの影響である。
施術者は、お客さんのおかげでそうなることがあって、それをまた他のお客さんに還元してゆく。
 
 

大きな地震に慌てたのか、先輩の投稿によればNHK番組のテロップがこうなっていたそうです。震度5のことですよね。ここのカレーは辛度5ではない。そんなに辛いカレーじゃなかったです。2辛くらいです。
 
 
そんな待望のスリランカ カレーは。
パパダン(豆のおせんべい)がそびえたって、帆船みたいになっている船 出航!出航!
 
香ばしいチキンカレーが寄り添うライスのまわりを、青菜(マッルン)やジャガイモ、パリップ(豆カレー)、ナスと玉ねぎの揚げびたしなどが取り囲み、満艦飾である。
 
トッピングや付け合わせサラダも10品ほどビュッフェコーナーに控えている。
 
もう美味しい美味しい美味しいっ。
のは、見た目で伝わりますでしょう。たくさんの人が「ディデアンの薬膳カレー」のことをグルメサイトに投稿してるから、これ以上、やぼな説明は、しないね。
 

食後は、薫り高くさっぱりしたウヴァティー。と、運が良ければ出てくるという、デザート。
 
本場スリランカシナモンがたっぷりの手作りプリン。
プリンというより、洋風ういろうと呼びたい噛みごたえ。こんな本格シナモンを摂ったら、毛細血管がいっきに開きそう。これで、しめて、1200円のランチセットですもぐもぐ
 
家人はすっかり無口になって、プリンを見下ろしてジーーッとしている。
「あれ。苦手だった? 食べてあげようか」と手を伸ばしたら、
 
「バカ言うんじゃない。おいしいから、3ミリずつ削って、眺めながら食べるんだ」と吠えられた。めんどうくさい。
 
 
 

 
家人の長すぎるプリン観賞を待って、真裏の神社へ。大都会のビルの谷間に…。
 
 
境内に一歩入ると、あちこちが、熱い…。

 
 
玄武岩を積み重ねたようなご神体が幾つかあり、それそのものは人工的であるが、したの地中から、エネルギーが湧き出ているスポットがある。「ぼくでもわかる」と家人が言うから、多くの方が感じられるでしょう、

ある社には、新鮮な胡瓜やお神酒が供えられ、大切にされているのがわかる。
 
あるご神体の角に触ると(ほんとうはあまり触ってはいけない)手、クラッときて、頭の中で細胞分裂映像みたいのが再生される。息が上がってハアハアする。
 
抜ける。どんどん、施術疲れが抜ける。
 
「Electromagnetic force!!」
 最近、CS60を外国の人に説明しなくてはならないことがあって、そう説明しては、「HA~?」とか聞き返されてオタオタしていたけれど、まさに地中からElectromagnetic forceが出ている。HAー!
 
ぼうっとしていると、「ほぼ日参しています」という感じの近隣住民らしい方々が、ぞくぞくと無駄のない動きでお詣りに来ては去って行く。昔から住民の方々をお清めしてきた、地元の聖地なのだなあ、、
 
癌に罹患した人々も多く来ているのでは。ふと、そんな感じがした。
説明書きを読むと、やはり「腫瘍…」と書いてありますね。
 

 
鬼は悪慮を祓う、といわれすべての災禍を祓う力がある。そのため鬼を祀ったり、鬼の名をつけた社寺は全国に数多いが、その王たる「鬼王」の名をもつのは全国でここだけであるという。
 
そのような蘊蓄もありがたいけれど、
大久保…「大窪」……窪地の癒し所であるこの地は、とにかく、病気などで疲れきった人々が、その重荷をおいていく、荒神さま管轄の地である気がする。お腹に鬼がいる方はぜひこちらへ。
あまり元気な人が冷やかしで来ると、逆に何かを喰らってしまうような気がする。
 
ふと、下半身、子宮に澱のたまっている女性、子宝運にもよいかもれない。そのように感じた場所でした。
 
 
 
 

航空地図と古地図を重ねてみた。それにしても、アパホテルって凄いですね。よくこんな所にお建てになった。
 
 
私の鬼を取ってもらったのに、お賽銭をすこししか置かなかった気がするので、ご紹介させて戴きました。縁ある方々に届きますように。ありがとうございました。
 
 

 
 

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