9/22付で『本のへ理屈ですが』(24)を掲載して戴きました。
今回は、「クラウドファンディング」(インターネットで支援者を募る手法)での本づくりにチャレンジ。 というネタです。
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クラウドファンディングの例 CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
きっかけは、横須賀育ちの、カメラマン柳田隆司さんからの相談でした。
「僕の生まれ育った遊郭街は、地図に載っていない街。ここに昨年(2012年)まで残っていた老舗・福助ホテルの姿を、写真集で残したい」
「福助ホテル」は、遊郭(1890年頃~)の「福助楼」から1959年に米軍指定認可をうけ、公用ホテルへ転身し、
のちには日米カップルの逢瀬、地元民の憩いの場としても有機的シーンを生みだし、歴史的なラブホテルとなりました。
「敗戦」を逆手にとって頑張った福助の社長、ベトナム戦争に赴く物憂げな米兵たち・・・そこは、やがて港町B系カルチャーの舞台ともなり、
政治面では語れきれない闇、淫靡、猥雑、憂鬱、愉悦、希望、光が、生まれました。
たくさんの方に興味をもっていただくため、ファンド開始と同時に、写真集タイトルの公募コンテストを行うことになりました。
現状、私達がつけている仮タイトルは、
『日本一愛が生まれたホテル
福助』
さまざまな愛の架け橋となった、当ホテルの由縁をあらわしてはいますが、他にもっとより良いタイトルがある気がします。
タイトル採用者への賞金額は5万円程度(すこしでごめんなさい)。
詳細は、ファンドの公式スタート時(11月中旬)に、改めてお知らせします。公募ガイドなどでも告知予定です。
ちょっぴり先出し告知ですが、皆さんから、もっと洒落た、横須賀愛のある、味のある、写真集タイトルが寄せられますように。
*モノクロ写真以外すべて撮影/柳田隆司氏—–
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