渋谷区って、クールで、協力意識が希薄で、市民活動には向かないといわれていました。
しょうがない。歓楽街シブヤだもの。SHIBUYAだもの・・
でも、そろそろ故郷で暮らした年数より、渋谷区での滞在時間が長くなり、中高年のおともだちも増え、つながりがぬくもりが~と思い始めたこの頃、
ついに渋谷区民が立ち上がります^^
「トランジション渋谷」というものが今月に発足します。
同様の市民団体が世界には2千、日本には数百あるとか。東京では小金井、世田谷、杉並などが活発だそうです。
こんなプチ国家さえ出てきました。と学生さんに教えてもらいました。「一見イカれているように見えますが、素晴らしい仕組みで、勉強になる」と。おもしろいー
そうそう、政府や制度にもんくを言ってもラチがあかない、今の揺り戻しの状況は「好転反応」、「最後のウミ出し」…まずは自分達が自分のまわりを変えればいい。ということで、
★わざわざ郊外に畑をもたなくても、ビルとビルの谷間でも有機野菜を作ればいい
★各々が自然ショップに出かけなくても、地元で食べ物をわけあえばいい。地元同士で繋がって、いい農作物をつくる地方の方とも繋がろうよ
★みそ、しょうゆ、どぶろく、発酵食品、みんなで作ってみんなでわけあおうよ
★ビジネス目的に繋がらなくても、それぞれのプロフェッショナル、専門分野をいかしてお金を回そう
★原発に依存したくなきゃ、自分達でソーラー住宅、モバイルハウスをつくっちゃおう
ご近所で。(・・)今までありそうでなかった発想なのでした。
いったいどんな変人が集まるのかしらと、近所の発足MTG(ミーティング)に出かけたら、そこにいらしたのは、
大山町(坪単価マックス)に住まわれる経営コンサルタント氏(発足人)や、自然育児を志すママモデルさん、自然食レストラン経営者、原発反対ストライキで2週間も断食した名門大学中退生さん、頼もしそうなマダム達など。
(・・)自由のきくロハスな人々。
そして、そういうところに喰らいつく私と青木ポンチ。という構成でした。
大学生カップルが「平日の昼間にこういう所に集まる大人って、どんなヤバイ人達かと思っていました…」って(笑)。そうだよね。
でもこういう人はまだまだマイナー。大勢が動くときはもう「終わった」ときであって、今はまだ少数であたりまえと、発足人カツヒトさんの言葉が印象的でした。
◆
その大学生に教えてもらったことば「脱オジ」 知りませんでしたー
20世紀のオジさん達がつくった合理主義・マッチョ経済・グローバル主義・・・ぼくたちはオジさんは嫌いじゃないけど、そんなオジさん的な価値感にはもうさよならしたい。脱オジさん。
略してDOG3(笑)。
「若者会議」などで、今の子達ってそんな話し合いをしているんですね。ひと昔前の世代がホリエモンに傾倒したような熱量で、社会起業家や慈善活動に傾倒している。
自分がハタチの頃は、飲みとクラブとバイトとブランドと旅行と恋愛、ときどきブンガク気取り。若い人が我らサルおばさんのツケを払っているんですかね。DOB3するよ;;
今度20日、代々木八幡でこんな舞いに参加したいと思います。ヤバ楽しそうw(゚o゚)w。渋谷区在住・在勤・在学の方、まだ募集中のようです。
【トランジションタウン渋谷 趣旨】
トランジションとは、「移行」を意味する英語(transition)です。何から何への移行でしょうか?
それは、エネルギーを多量に消費する脆弱な社会から、適正な量のエネルギーを使いながら、地域の人々が協力しあう柔軟にして強靱な社会、持続可能な社会への移行。
エネルギーを大量に使う社会は一見、便利で快適ですが、ひとたびエネルギーの供給が止まれば、人々は生きていくことすら困難になることが予想されます。スーパーに並ぶ食料も満ちあふれる製品も、エネルギーが途絶えると、とたんに消えてしまい、なにひとつ機能しなくなる脆弱な社会なのです。
適正なものを適正な量だけ作り、大事に使い、食べ、使い終わったものは無駄なくリサイクルする。そうした社会に向かうために、地域の仲間といっしょに、
地元の資源を使ってエネルギーを作り出すこと
地域の人々が集まって菜園や田んぼを作ること
勉強会や上映会を開いて、私たちの住む社会の問題意識を共有すること
昔から伝わっていて、途切れてしまった技術を蘇らせること
お年寄りから昔の知恵を学ぶこと
いまとは違う暮らし方を見つけ出すこと
それがトランジション・タウンの活動です。
「楽しく、逞しく、美しく」をモットーに、ワクワクする未来を創っていきましょう。
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