微熟女です。
中学~高校生の頃「私の胸は一生、まな板に金平糖状態なのか」と、眠れない程ものっすごく悩んだことがありました。
その頃、一冊の本に出会いました。もう23年前です。
バストケア術ほか、ガンに完全浸食された乳房など痛ましい症例がのっており、中でもこの症状に衝撃を受けました。
(c)1989 NAGUMO YOSHINORI『バスト・クリニック』日本エディターズ
ポーランド症候群。大好きだったジェフリーアーチャーの『ケインとアベル』の主人公アベルもそれです。
ケインとアベル (上) (新潮文庫)/新潮社
私は23年間ポーランド症候群の衝撃があたまから離れず、昨年官能小説にしてしまいました。
…それはともかく、
この本を出した「南雲先生」はバスト再建手術に真摯なだけでなく、センスのあるお医者さんだなーと文中の端々から感じていましたが・・
23年前のなぐも先生 (c)1989 NAGUMO YOSHINORI『バスト・クリニック』
が、私の悩みはBFなどが出来るうちになんとなくうやむやになっていきました。そんなもんですよね。「南雲先生」も、もう引退されただろうなと。
しかし後年ライターになって、2008年頃、「たぶん息子のほうの南雲先生」を取材する機会があって、驚きました。
「なぐちゃんでーす」と言っている、この青年(風)医師が、上の本を書いたご本人。若ぼっちゃんに見えたので、てっきり先代がお書きになったと思っていたのです。
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取材した頃も、なぐちゃんは食理論や美容健康に関する本を出され、ときどき贈呈本をいただきました。
*おなかがグーッとなり、完全に胃腸がからっぽになるまで物を入れるべからず。
*一日一食か二食にしたほうが長生きする人が多い。
いま多くの医者や健康家が唱えているこんな提言は、2010年代まで、それほど脚光をあびていなかったように思います。
食品業界などからしたら、空腹時に発動される若返りホルモンや、長生き遺伝子なんて、はやらせたくない説です。
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「なぐちゃんでーす」と、TVで活動している南雲先生のことを、チャラチャラリーンなイメージで見ている人は多いと思います。
でも、これ南雲先生のアメブロです。著書などでも語られていない、深いことが書かれています。
「じゃーーん みなっしゃーん 昨日はテレビ番組の収録だおー!」。そんな日記の合間に。
「魂」を遺伝子学的な見地から捉え、「魂=発振体遺伝子である」として・・
なぜ先祖を敬うべきか、なぜ自分の体を自愛するべきか、宇宙とは何なのかと、分子生物学的に考察されて平易なワードで書かれています。
http://ameblo.jp/naguchan-club/entry-11337209915.html
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こういうこともさらりと書かれてます。
竹島問題で感情的になっている人がたくさんいます
韓流ブームと反韓国感情が渦を巻いています
こんなとき情報に惑わされずに消化吸収して共振しないものは切り捨ててください
共振する情報によって思想を構築するのです
もし山本美香さんが生きていらしたら、「韓国」「台湾」「中国」のあの民衆の動きは、単に一部にすぎないと、冷静にレポートしてくれたことでしょう。
日メディアが映しているのはごく一部です。領土問題に対し、中国、韓国の民衆すべてが敵意をぶつけているわけでない。
でも「領土問題で憤るべきだ」と私たちは仕掛けられてます。
すると「防衛しなくちゃ」と思います。「日本政府、毅然とした態度をとれ!!」フガフガーと思います。軍事費が要ると思います。
誰に?? なぜ今そう思わされる??
この問題、あの問題をさしおいて、いま怒るべきこと??
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そういうようなことを直接口にせず、「なぐちゃんでーーす」で押しとおす57歳。
なぐちゃん、チョットいいと思います^^
【さらに楽しまれたい方は、押してくれたら1杯】
おごるかも
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