こんにちは。
先週は、東京国際ブックフェアにおそるおそる出展した弊社でしたが、予想以上の結果でした。(ライセンシングジャパンの来場者は5万人程度だったそうです)
これまで“チッチとサリー”を「ファンがここ目がけていらっしゃるのではない」所に出展することは殆どなかったので、ニュートラルな人々の反応は、とても勉強になりました。
「うわっ、久しぶりに見たよ」「まだ書いてらっしゃるの、凄い」という表情など。
その中で、当ブースをめがけて来て下さった奇特な方もおられ、お名刺交換は100枚以上、お話できた方はその倍くらいいました。1200枚ほどご用意した12種類の「チッチとサリーカード」はすべてなくなりました。
私達のキャパシティを超え、ハヤカワは途中、陳列台の下にもぐりこんで気絶していました。写真をとられました。
アメブロ友達もたくさん来てくれました、
初日から、いきなり展示インテリアを手伝ってくれた官能小説書きのあみちゃん、作家はじめちゃん&コラムニスト桃子ちゃん、創作バーテンダー(!?)東ヶ崎さん、きっちり撤収作業をしてくれた敏腕ライター丘村奈央子嬢、そして最終日ずーっとお店で接客し、笑い(と仕事)を取ってくれた関西名物ライター灰谷幸嬢、本当にありがとうございます。マンパワーぎりぎりの私達に、お友達の助けは本当にありがたかったです。
その他各友人、出版社、書店などからも多数、遊びに来ていただきました。
日本漫画家協会理事ウノ・カマキリさん、スターダイバー米津さん、イーストプレス本田さん、赤旗新聞伊藤さん、コミック原作者青木さん、デザイナー館山くん、クラフト家・春日さん、
大日本印刷さん、扶桑社さん、小学館さん、パピレスさん、学研マーケティングさん、学研教育みらいさん、新潮社さん、コンペイトウ書房さん、インターフェイスさん、NHNJapanさん、北野書店さん、丸善&ジュンク堂さん、有隣堂さん、ビジネスガイド社さん、復刊ドットコムさん……以下割愛させていただきますが、本当にありがとうございます。
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【お客様のご反応一覧】
◆あの頃はたくさん売らせてもらいました。新展開するなら頑張ってください(書店様など)
◆母、姉、彼女が集めていて読まされた。久しぶりに思い出しました(男性方 多数)
◆こちら(封筒など)は商品化しないのですか?(女性方 多数)
◆10~15~20巻まで集めていました(女性方 多数)
◆ヨーロッパ(英・仏)で普及させたい。世界観が合いそう(女性数名:フランス多し)
◆電子アプリなどで扱ってみたい(多数)
◆東北でのチャリティ美術展で扱いたい(2名)
私達が今回、出展した理由も記しておきます。
「“小恋”ワールドを、文化としてこの先も残したい」
「世界観を大事にしながら、何か運営したいという方があれば、託したい」
「新たな商品展開により、作品を知らない10~20代の方にも見ていただきたい」
「いずれは小さな小さなギャラリーかミュージアムをつくりたい」
(青木ポンチ)ということがあります。
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今回のイベントで、お客様の反応を見ながらふと思ったこと。
いまどき、5万部10万部も本が売れる作家さんというのは筆力、創作力だけでなく、ブランディング力、マーケティング力、世の分析力に長け、人徳のすばらしい方も多いです。
それに対し、ミリオンセラーになるような作家というのは、ただひとつの執念をもっていると思います。
ゼロの桁が2つ3つ違う作家は、ひとつのことを繰り返し繰り返し書くしつこさが桁はずれです。常に自信があるわけでないのでしょうが、ブランディングや集客や営業やPRなど考えず、ひたすら自分の好きな概念を掘りつづける。
そんな人に神様は特殊なギフトをくれることがある。それは、多くの人と分かち合うものだからこそ、大きなギフトなのでしょう。50年100年、もっと続いていつか文化と呼ばれるようになるものは。
お釈迦さんが「心は、ただ繰り返しによってのみ成長する」とおっしゃっていますが、
その言葉をお借りするなら「感動は、ただ繰り返しによってのみ本物になる」。
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「妻が、よく読んでいたよ。20年ぶりくらいに見たよ」と涙を浮かべた男性を見て、そんなことを思いました。
【さらに楽しまれたい方は、押してくれたら1杯】
おごるかも
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