今年一番不気味な本…震災は予測されていた？

微熟女です。

ちょっぴりお手伝いさせていただいた本が、講談社さんから発売中です。

東大３人ママ・後藤眞智子さんの本を出して戴いた編集さんが手がけた本で、今は『ザ・ラストバンカー　西川善文回顧録』のメガヒットでも沸騰中（発売２週間で10万部突破とか）。

この20年、失われた日本金融史のミッシングリングを埋める第１級資料として「不良債権と寝た男」＝「最後の頭取」西川氏が暴露する回顧録。

郵政時代、鳩山総相からどれだけ理不尽な攻撃を受けたのか、すっごい告白がなされているようです。金融オンチの私でさえ読んでおかねばとブルブルします。

同編集部ではあの『ジョブズ本』も手がけられていて、これはもう、お祭り騒ぎのモンスターヒットであることは周知のとおり。

そんな剛腕編集部から出された最新刊がこちらです↓

アメリカ秘密公電漏洩事件　ウィキリークスという対日最終戦争/原田武夫

￥1,680
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皆さまはウィキリークスという国際的な機密情報公開サイトをご存じでしょうか？

2011年９月２日、ウィキリークスは入手した（しかし、それまで出し控えていた）アメリカ外交公電25万1287本すべてを、なぜか一気にサイトで暴露しはじめました。「資金難」を理由にまもなく閉鎖させられるようですが。

９月２日とは、日本で野田佳彦内閣が誕生した日です。それは偶然？　意図的？

暴露された中には5697本もの東京・アメリカ大使館発の秘密公電が含まれていました。

この日本関連の公電を、「対米論で最も危険な日本人の一人」とアメリカに嫌われる元外交官 ・原田武夫氏がすべて読破し、世界の中枢で進行する大異変をあぶりだします。

私がしたお手伝いは微々たるものでしたが、原稿を拝見していてイヤーな汗が出っぱなしでした。

◆東日本大震災は、予測されていた？　なぜ米国は「死活的利益」として、震災前から日本のヨウ素鉱山などに着目していたのか？

◆いま世界中で起きている異常気象が、民族大移動を引き起こさんがために欧米は策を弄している？　そしていよいよ日本マネーが簒奪される？

…国際政経の偏差値39の私でさえ、目のはなせない解析が満載です。あながち大げさ、当て推量ではないのです。

本書コンテンツより。

◆震災で日本がどうなるか知っていたアメリカ
◆アメリカが着目した日本の「死活的利益」
◆金融メルトダウンの真っただ中にリークが起きた謎
◆情報工作機関同士の暗闇
◆日本人外交官が世論操作を手引き
◆「ニューヨーク・タイムズ」が斎木元局長を狙い撃ち
◆アメリカがしてやったりの民主党“親米”政権
◆捨てられる独裁者たち
◆オバマが仕掛けた「体制転覆」の罠
◆絶妙のタイミングで拡散される「不都合な真実」
◆オバマの狙いはイスラエルの暴発？
◆「寒冷化」がヨーロッパを動かす
◆「変えられなければならない」中東・北アフリカ
◆アメリカの日本マネー簒奪史
◆自作自演の「秘密公電漏洩」
◆史上空前の日本バブルが来る
◆野田政権誕生直後に全文公開の意図

…昨日私は、またも嘔吐が止まらない脳障がいのネコを連れ、両手にスーパーの袋をぶらさげ、事務所と病院をヘロヘロと往復していました。

すると夕刻の街一面が、にわかに「ハロウィンナイト」に塗り替えられ、びっくりしました。

玄関からまるごとハロウィンパーティ仕様で飾られた邸宅が何軒も続き、クラッカーが鳴り響いています。

「トリックｏｒトリート」と叫びながら、ドレスやタキシードで練り歩き、仮装のお面を振りまわす裕福な数百人の子ども、７色に発光するハロウィン専用ライトが街中をビカビカと照らします。

「この街に盆踊りは根づかなかった…」とずーっと悩んでいらした町内議会員さんも、満面の笑みで仮装行列に並んでおられました。

光景としてはすごくファンキーでジョイフルだけど、これはまるでアメリカの属州です。
一瞬、クラクラしました。　

—-陰謀国家アメリカが日本の国富簒奪に、本格的に牙を剥きつつある—-という著者の分析が的外れでないとしたら、

私達は無邪気に深く考えずにますます米製品を取得し、欧・米マネーを支え、国際ルールにのっとれホイサッサーとＴＰＰ参入……しちゃっていいの？

Facebookのイイネボタンは、誰かに押させられていないか。ほんとうに自由に選択しているのか。

ちょっと待てよ。

…世界における日本マネーのゆくえ、自国、自分の立ち位置を考える材料をたくさんくれる本です。

ほんとうにオススメです！　

【さらに楽しまれたい方は、押してくれたら１杯】
おごるかも

編集・ライター・書店員

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