「100%ピロリ菌がいる」と言った医師が折れた話。と、抜け毛について。

Merry Christmas!
先週、怒涛の岡山出張から戻り…ほんとうに怒涛でした生まれて初めて“切符”を切られたり(小道をトロトロ走っていたら、年末取締キャンペーン中(多分)のパトカーさんに「いま一時停止を見逃したね」と😂)、

新幹線の停電事故で大阪に延泊したり、色々ありましたが、岡山で出会えた方々〜ありがとうございました。

爽やかで滋味深いチキンマサラカレーが美味しすぎて、2日連続で通った、岡山駅近くのカフェ付ゲストハウス“KAMP”。
あまりカレーが得意でない私が、こんなに美味しいと思えるカレーは久しぶりでした。

サロンの友、TOMOEさんが安曇野SANKAで作ってくれたカレーも旨かったです😋。旅のカレーって特別なのかしら。
さて現地で視察の末、岡山での医院提携の治療所計画はまさに一時停止というか、もっとゆっくり準備することとなりました。
私は春からまた新たな学校へ通い、修行してきます😂 
頭イターイ
そして昨日の忘年会では、皆様ありがとうございました。隠れ家すぎてキャパが限られて、入られなかった皆様ごめんなさい🙇
今度はもっと広い会場で集いましょう!!

ぎゅうぎゅう

美味しかったよ 森の中の隠れ家オセアノ
いよいよ2025年にかけて新たなフェーズに入ったね、という話で持ちきりでしたが、皆のシェディング体験談など聞いていて、こんなことを思い出しました。
「賭けてもいい、100%ピロリ菌がいる」と医師に断言されたお話です。

※ちなみに明日からは沖縄出張です。
米国はテキサス州ダラスから吉祥寺サロンに来てくれたアンディ&ニコちゃん夫妻 。沖縄でも再会予定! ほか沖縄でお会いできる皆様、楽しみにしています!
そうそう、今年(2022)の4月ごろだった。背中に大きな腫瘤ができたことがありました。
その直前のおしりの霰粒腫 のように、50年間お目にかかったことがない代物でして。
なんでもシェ…のせいにしてはいけないけれど、2021年頃から、自分も周囲も本当に奇妙な症状が多かったですね。
いま、髪が抜けている方も増えていますが、それは毛根からの「必要な排出」であるから、焦って抜け毛を止めようとせず、一度その汚染された髪の毛を落とし、健やかに生やし直すことを考えた方
が良い。
…と仰るCS60施術者・ヘアアーティストABEちゃん。

昨日の忘年会でも、施術ブースができていました
そういう髪の性質を考えると、短期間での異常な抜け毛というのは、重金属を排出するための措置ではないかな。すると、マスメディアが喧伝するコ口後遺症でなくワク後遺症またはシェディングと考える方が自然でないかと思えます。
脱皮のごとく、脱毛してせっせと毒物排出中!ならば、サプリなどで余計な負担や過剰栄養を与えない方がいいのかもしれません。 
そして「ターボ癌」。異常成長する癌の方も増えていますが、それもまた「ターボデトックス」の真っ最中なのかもしれません。
さて話は戻る。今年の春に、背中の腫瘤ができたのはT10(胸椎)あたり左部でした。
内臓由来のようなイヤな感じで、合気道で投げられるたびに激痛が走る。堪えきれずに胃腸内科を受診しました。
担当は、宮川大輔似の、目ヂカラ強めの医師。👀
チラッと一瞥して、
「うーん、ただの線維腫とかじゃないかな。引っ越しをしたの? じゃあ疲れが出たんじゃない?」
事もなげにおっしゃる。
しかし、私が自営業で4年ほど健康診断を受けていないと知ると、とたんに爛々と御目を輝かせてきました。
「大きな声じゃ言えないけど、エコーでもCTでも、ひと通りやらしてあげる。ドッグをやると6万、7万円かかるところを、「ナンカの病気の疑い」って書いてあげるからさ。1万円くらいで受けれるようにしてあげれるから。保険だから、ね?」
宮川大輔の目が。その目が。なんか年老いた元ソープ婆をもうひと働きさせるような、ぜげんの目になっているよ。
私はCTバージンだ。老いてるからこそよけいな被爆をしたくないのだよ。
でもうっかり心が動いたのは、
「えー! あなた、おじいちゃんが大腸がんで、おばあちゃんが胃がんで、お父さんもピロリ持ち、お母さんもピロリ持ちで、除菌したの?
それはあなた、絶対ピロリ持ってますよ! 賭けてもいい。100%いるから!大丈夫、がんとかあったら僕が見つけてあげるから(断言)」。
あまりにも大輔の断定ミサイルが激しいので、着弾してしまいました。
ちょっと不満「わ、わかりました。それでピロリがいたらどうするんですか?」
凝視「除菌するに決まってるじゃないですか」
ちょっと不満「ピロリを除菌しないとどうなるんですか」
凝視「がんになりますよ」
ちょっと不満「ピロリって、大昔から人々の胃にいた菌ですよね。でも昔の人は除菌していないですよね?」
凝視「昔って?」
ちょっと不満「縄文とか、もっと前。6万年前の人類の胃にはすでにいたとか。何かで読んだことあります」
凝視「…いたでしょうね」
あんぐり「じゃあ、縄文人もピロリ由来のがんになっていたんですか?」
凝視「…なっていたでしょうね。なってたんだよ!」
みるみる「こいつ面倒なやつ」という顔つきになる宮川さんですが。
はたして検査結果は。

ピロリおらんかった。
他どの項目も、脱水や炎症によるマスキングはありそうだけど、めぼしい異常はなさそうでした。
ピロリがいなくなった理由は(若い頃はたくさん飼っていたと思う…)、多分これを使っていたからではないかな。
約200種以上の菌群

開発者のヤンチャ先生も、この粉末を飲んでいるとピロリが除菌できるとおっしゃっていました

と書くと、「急いでたくさん飲まねば」みたいな方がおられるかと思いますが、お待ちください。
私は常用はしていません。外出先で、うっかりおかしな肉を摂ってしまったとか、添加物がえぐそうだったとかいう時に、頓服しています。
(上記の「土と水のちから」は、胃の中で毒物を仕分ける仕事が得意。農業にも使われていますが土壌を再生させる力は瞠目すべきものがあります)
ピロリが消滅するほど作用のしっかりした酵素軍団を、毎日摂取し続けることは、良いことばかりではないです。
たとえば、毎日「大量の多国籍の移民」を腸内村に移植するようなもの。
たとえば、たかだか数種類の「善玉菌」サプリ(ヨーグルトとかも)を入れることは、腸内村に、似たような公務員ばっかりたくさん雇うこと。ーーーというのは医師うつみんのたとえですが、
それで言うなら、弱りきった腸に納豆を毎日入れる、なんていうのは、被災地に屈強な軍人ばかり住み着くようなもの。
一般市民(日和見菌)には、癖の強すぎる村ですよね😵‍💫
「うーん……」宮川大輔氏は、二の句が告げぬ面持ちで、何度も検査表を見直していました。
なんだか、獲物がなくて、申し訳ないようなメンタルになってきて、自分で悪いところを探そうとする私。
「あ、先生、私のMCV値、ちょっと大き過ぎません? むかしから腸活が下手で、B6もB12も欠乏しやすいんです…」。
「えー。本当にやばい病気の人は、MCV200とかあるよ! 90幾つなんて全然たいしたことないから!!」
キレ気味の大輔。すいません。
「もう、あなた検査表見られるんなら、自分で見といてよ!」 検査表を返された。
「あ!それよりさあ」、
また、思いついたように、目を爛々と輝かせてくる大輔。やな予感。
「あなた、婦人科もずっと検査してないんじゃない? 子宮頚がんワクワクも打ってないの? だめじゃん、それは一度検査したほうがいいよ」
いやだよ。50を越えて頸がん検査なんてしようものなら、相当数が引っかかるよ。それで前がん段階の疑い、とか言われて本ステージに進んでしまうやつやないか。
17年前の「肺がんステージ1」の時がそうだった。
こりゃだめだ。
双方、見切りをつけ合う、私と大輔だったのでした。
それにしても。ヘリコバクターピロリ菌は、なぜ過酷な「ヒトの胃の粘膜」なんかを住処としたのでしょうか。
全然ライバルがいない、栄養豊富なブルーオーシャンでしょうけれど、そこは、とんでもない強酸性の荒海。滝行しながらごはんを食べるようなものではないでしょうか。

むりやて。
バリアを張って、荒波や滝の勢い(=胃酸の分泌)を弱めようとしてまでこの過酷な住処に定住することを想うと、
彼らは人体と何らかの相互役を担っているとしか思えないのです。
ピロリが引き起こす胃炎や胃潰瘍は、人体が過剰な食べ方をしないために必要なものなのではないか。
老いて除菌すれば、徒ら盛んとなった胃酸によって、逆流性食道炎になりやすくなると言います。
そういえば。私は今春の引っ越しの疲労以来、噴門(胃と食道の繋ぎ目あたり)がシクシク痛んでいました。宮川大輔に見せた腫瘤は、噴門の真裏くらいでした。
ペプシノゲン値などを見ても、食生活を鑑みても、私の胃酸の力はそこそこあり、それでいてVBは不足しがち、血糖値が下がるとコーヒーを飲みたがり(食後のコーヒーはもっと危険)。そこに引っ越しのストレス。
腫瘤は食道炎由来のサインだったのかもしれません。
むしろピロリに抑制してもらったほうが、胃腸全体のバランスが取れたりして。
ピロリって、本当に除去して胃がんのリスクを下げればいいものなの?
別の病に罹りやすくなるんではないの?
統計の出し方など、プレゼンターの匙加減でどうにでもなることを、私達はこの3年の騒動でまなびました。
この表も考察に値するかわからないけれど、

●世界人口の約半数がピロリ菌に感染している(発展途上国に多い)が、東アジア、こと日本人韓国人のピロリは多国のピロリに比べて毒性遺伝子が多いといいます。
タイ、ベトナム、沖縄人のピロリは欧米型だったり毒株が陰性だったり。母系遺伝子がハプロBの私のピロリも弱毒?
●ヒトと共生する菌は、一般に、拡散するにつれて病原性が弱まるものだが、数万年前にアフリカから旅に出た(とされる)ピロリは、中央アジアや西欧一部へ、なぜかヒトの足どりと共に強毒となり、東の果てでMAXに。そのあと北米、南米でまた弱毒化した? 
ーーとするなら、東アジア人がピロリを飼うメリットがあるのでは? そもそも、毒性とはなんでしょうね。
モンゴロイドとピロリ。乳酸菌とピロリ、塩分とピロリ。
●ピロリ除菌をした人ほど胃がんの発生、再発が抑制される(無作為実験)というが、わざわざ除菌するような人は、押しなべて非除菌群より「がんになりづらい」生活習慣意識があったり。統計の盲点がたくさんありそう。
●ピロリ土壌由来説がただしいならば、除菌しても除菌しても、有機野菜サラダなんかを食べる人の胃には速攻でまた彼らが住みつくのでは。
色々考えると面白いですねー。もっと勉強してみたいです。
「ピロリ菌のメリット」について研究をしている奇特な先生はいらっしゃらないでしょうか。もしそういう方をご存じの方がいたら、教えてください🙂

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