ロシア&ウクライナ。美しい姉妹に寄せて。

井の頭公園はもう夏。

少し時間を巻き戻します。この春は、吉祥寺施術所への移転祝いにと、お花をいただくことが多かったのですが、浅葱色の室内をご披露したためか、黄色のお花のマッチングが多く、

「ウクライナカラーですね!」って、お客様が。
テレビを見ないのですが、ロシアウクライナ戦は膠着しているのでしょうか。
識者という方々がいろんな分析をされていますが、私がじかに知っていることは、庶民が翻弄され酷い目に遭っていること。そして偏向報道がひどいこと。
開戦当初からそれを誰よりも早く見つけたのは、偏見のないピュアな子どもたちで、
「ママ、あの戦車なんで急に消えたの、なんでなんでなんで?」
「あのひと、どうして最初から腕を出して穴の中で助けを待ってたの?」
あれは一部CGなんだよ。
えーなんでC Gなの? 
それはね……
説明せざるを得ないお母さんたちも、大変だなあと思っていたエイプリルフールの頃、2年ぶりくらいにテレビを点けてみたら、画面の中にジャーナリストの佐藤和孝さんがいました。キエフ現地からレポートをされていました。
佐藤さんは、2012年8月20日にシリアで銃撃されて亡くなったジャーナリスト、山本美香ちゃん(享年45)のパートナーでした。

 

 

私は2002年に彼女の著書『中継されなかったバグダッド』の編集を手伝ってから、時々お茶や食事を一緒にさせていただく間柄でした。彼女が亡くなって、もう10年経ちます。
勝手に戦友のように想っていた、気性の真っ直ぐな美香ちゃん。
佐藤さんに「危険だから連れて行けない」と何度も断られても、戦場に行きたいと懇願し、やがて二人で各国から報道するようになった。しかし彼女が伝えたかったのは、戦争ではなく、戦争に巻き込まれた女性や子どもたちの暮らしのありようだったと思います。
真摯な佐藤さんのレポートなら信頼できるだろうかと、しばらく画面を視聴していました。すると、、
スタジオアナ「(緊迫した声色で)佐藤さん、現地の様子はいかがですか!?」
佐藤「ごらんの通り、晴天の下、街は静まりかえっています。外出禁止令が出ており人通りはありません。現在は砲弾の音もせず…」
スタジオアナ「…避難してくださいっ」
佐藤「は?」
怪訝な顔を、佐藤さんはしました。
スタジオアナ「現地は、とても危険な状況ですよね⁉︎」
佐藤「えー、いえ、いまは街並みは静か……」
スタジオアナ「危ないです!危ないです!! すぐに避難してくださいっ」
佐藤「いや、ですから」
スタジオアナ「避難してくださいいい」
やれやれ。という表情を浮かべて佐藤さん、フレームアウト。
やれやれ。
こういう報道の仕方が何千万回も繰り返されてきたんでしょう。なんで昔の私は気づかなかったんでしょう。
フェイクばかりだとは言いません。しかし緊迫感は倍増され、視聴者の脳波は常にβ波にさせられる。

 

 

2002年もそうでした。美香ちゃんのイラク戦争取材記の出版を待つまでもなく、彼らは早々に「米国の主張する大量の化学兵器、生物兵器は見つからなかった」と報告していました。いま思えば、大量の生物兵器をつくっとったの誰や。
?🤔 当時20代の私にはあまり、意味がわかっていませんでした。
大量兵器は見つからず、しかし佐藤さんと美香ちゃん等、各国のメディア陣がステイしているホテルに、なぜか巨大砲弾が撃ち込まれ、米国人カメラマンが亡くなりました。このとき砲弾を打ち込んだったのは「敵側」ではありませんでした。
どういうこと? 誰に? なぜ米国メディアが殺される? 誤爆?
尋ねても美香ちゃんは首を振るだけです。
砲弾が撃ち込まれた瞬間も、二人のカメラは回っており、帰国後、某テレビ局のスタジオでは美香ちゃんの恐怖の悲鳴が再現され、響き渡りました。
恐怖、慟哭、思考停止。
ああ、そういうことだったのかと、腑に落ちるまでに、あれから20年もかかりました。
美香ちゃん、私ようやくわかったよ。
約20年たった、昨年(2021)の春、私は埼玉のムーミンの谷で、ロシアとウクライナの知的な美女二人に出会いました。 

ちょうど、ウクライナ製の電磁波中和機器について知りたいと思っていたので、見知らぬ二人を質問攻めにしました。
よく一緒に出歩くという二人に「姉妹? 友達? 仲良しだね」って聞いたら、彼女たちは顔を見合わせて、にっこり。
「国ごと姉妹みたいなものだよ」、「歴史があるからね」って。
「ルッシャン」&「ユークレ」。私にはそう聞こえました。美しい、やさしい発音。
その姉妹のような愛情は、国民感情として、そして歴史・地理の認識として、東スラブの民には通底していることがあると、あとからロシア&ウクライナ史を調べて、知りました。
どうして彼女たちはそんな言い方をしたのか。
ルッシャンとユークレは、姉妹。
二人の仲を引き裂いているのは、だれ?

メディアでもなく、SNSでもなく、専門家の分析でもなく、私は自分で調べた歴史、地理と、自分で見聞きしたことを採用しようと思います。
いま、ロシアからはDS…もとい、外資がどんどん撤退している。
「それはプーチンが5年以上前から計画していたこと。ロシアは今、地域によっては、かつてないほど有機的な環境になりつつある」
というのは、これもロシア人旦那さんをもつ友人女性に、食事しながら直接聞いたことです。

 

 

アナスタシアの国、ロシア。
著者のウラジーミル・メグレはウクライナ出身です。
ロシアは悪者、ウクライナに加勢しなくては。
誰が、そう言っている。何を、見せられている。

「プーさま」「トラさま」も危険、

いつもとばっちりを喰うのは庶民。

いま世界各国で虐めに遭っているロシア市民も含めて。
さて、
私は単なる現場主義者なので、かつてない有機的環境になりつつあるというロシアから蜂蜜を仕入れておきました。

……というのは結果的にそうなっただけでムキー
冬に蜂みつ美術館さん のアカシアをお願いしていたら、戦争が始まり、ロシア上空を民間機が飛べなくなって途方もない船旅をして、今ごろ入荷したのです。
蜂たちも、とんだ飛ばっちりだよね。
ついでに言うと、今、サルもとんだ飛ばっちり。
おサルさんから何かが感染ると思っている人がいるらしい。そしてまたチクワ撃たなきゃ💉って。
これは、「サル頭」かどうか試されているのではないだろうか🤔

他国の戦争や、サル騒ぎに気を取られている間に、自国がとんでもないことになっています。
皆さん、もう備えはなさっていると思うけれど、蜂蜜はお得用の1kg瓶で仕入れました。
今後のため、1つはストックしていて損はないと思います。ほんの数本のみですがストアに出します。
今回、アカシアにしたのは、有事において最も汎用性が高いから。
エネルギー源としてはもちろん、ご褒美ミネラルスイーツとして良し、胃腸薬にして良し、虫歯に良し、傷の手当に良し、糖尿によし、化粧水に混ぜて美肌エッセンスとして良し、調理して良し。そして保存性にすぐれている、万能はちみつ。
今回のアカシアは、特殊な環境を経てか、強烈なエッセンスとなっております。例年にないエネルギーです。
一口、齧ってみてください。脳の奥まで痺れます。人によっては、映像が入ってくると思う。
ぜひお確かめください。
くれぐれも食べすぎないでね。
蜂が、自分の赤ん坊のために命を賭して紡いだエッセンスです。一匹あたり、一生涯にたったスプーン1杯の蜜しか作れません。
ヒトは、本当は、自分の棲んでいる庭先の数十〜数百m内の蜂巣から許しを得て、ほんのひと救い、それを分けていただくのみ。
このエッセンスは、たくさん奪い、莫大なマイレージをかけて輸送するようにはできておりません。それを心して食べないと、一番大事なものが欠けてしまうんです。気づいている方は多いと思います。
見えないものが、もっと見えなくなってしまいますね。
ですので、他国の蜂蜜を入荷するのは、今回をもって最後にしようかなと思っております。
「ルッシャン」&「ユークレ」。美しい姉妹に感謝しつつ、私も大切にいただきます🙂

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