改めまして、明けましておめでとうございます。
今年の初詣は、あまり人の来なさそうな、ひなびた神社へ行こうと、
秩父の山奥へ、お出かけしてみました。
都心から電車を乗り継ぎ、山郷の駅へ‥。でもそこからの電車が‥あまりない。
なにか、選択を間違えたかな‥
しょうがない、山の神社まで40~50分くらいか、思い切ってタクシーで行ってみよう、
と、一台お願いしたら、運転手さんがチョット青ざめています。
森閑とした空気、きもちいい‥
と思っていたけれど、
もくもくと走り続けた車は、とつじょ標高500mの、山中で止まってしまいました。
ここから、標高1100mの、山のうえの神社まで、数十キロも続く、大渋滞なのですって。
長いときは、5時間ですとー
エーーッ。
「お客さん、ご存じなかったんですか。ここは数年前から、関東屈指のパワースポットなんですよ」
と、妙に饒舌になった運転手さんが振り返る。彼は「秩父検定1級」だそうです。
そんな名刹とは知らなかったです‥
これまで数多の芸能人・著名人が、一所懸命に「白いお守り」を求めに来て、乗車されたそうで、
「あの人はえらそうだけど、本当は腰が低くていい人」
「あの人は奥さんのお尻に敷かれている」など、秩父検定とは関係なさそうな情報もサービスしてくれました(笑)
白いお守りというのは、御本尊の「白いオオカミ」に因み、尋常ではなく強い「氣」が入っているそうで、
そんなにすごいの??
あわてて検索しはじめる私たち。ほんとうにあまり調べず、頭カラッポで来ちゃったのです。
運転手さんは、しきりに「近くに、1700年代から残る“関所”があってね~」と、他の絶景スポットへ、方向転換を勧めます。
でも、そんなすごい話を聞いちゃったら、ご本尊を見ずに帰りたくないですよ。白いお守り、ほしくなっちゃいますよ。
しかし、メーターがXXXXX円(ギョ)超えたあたりで、
「もうここからは歩いてください」と降ろされました。
そりゃそうですよね‥。運転手さんも、元旦のかきいれ時に、山道で渋滞なんてしていたくないよね。
というわけで、のこり山道5キロを、ワンピースとヒール付きブーツで、登りました・・
よろよろ。よろよろ。そして、つきました。
「運がよければ、不思議な光や、霧がみられるかもしれません」とおっしゃってたけど、
疲労困憊で、澄んだ空気をハフハハフするのが、やっと。
人がこんなに多くないときは、もっと、「みられる」のでしょうね。
境内には、温泉もありました。かけ流しじゃないけど、100%源泉。
これが、冷えきったからだに、ジーンとしみた。神社ぶろなんて、オイラはじめてだ~
思わず湯船で目頭をおさえていたら
「東京からきたの? お守りもらえなかったの?」って地元のおばちゃまが(笑)。
いいえ、いただけました。1111番目。
そういえば、秩父へ出発前に、財布を新調したレシートの刻印が11時11分。
そしてただ今(記事書き現在)のアメブロ読者さんが1111人。これは何かのご利益なのか、
1111は願望が具現化しやすいメッセージでもあるそうなので、
もし、白いお守りを入れた財布にご利益があったら、今年は、もっと困った人のことに使えますように。
世界が平和になりますように。これ以上憎しみあわないように。
こんなに余ってるものを、みんなでシェアできますように。
地球の綻びを繕うための、マントラを紡げる人になれ・・近づけますように。
目に見えないことを もっと感じられる人になれますように。
オオカミさん !!!
「白いお守り」を頒布しているのは、毎月の朔日だそうです。
名物・熊なべ、縄文人の洞窟、和同開珎(発掘の地なんですって)、秩父ダムなど、近くに見どころも多く、オススメ・・・私たちと違って、計画的な方には、かなりオススメです(笑)
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