おんな友達に言うと「エーー」って、軽蔑されそうですが、私は１つの固形アイシャドウ（茶色）を、もうモタモタと３年くらい使っています。
おまけに眉も、アイラインも、信頼できる先生に定期的に入れ墨メイクをしてもらって、かれこれ12年。
お化粧行為が根本的に好きじゃないのかな；；
朝おきたら、ぬるま湯でささっとあらって化粧水、あとは土のファンデーションか日焼け止め。
くちびるには山本屋(カラフルオーガニック)を塗って終了。
さらによそゆきの必要があるときは、気力をふりしぼってマスカラを足し。orzｶﾞﾝﾊﾞｯﾀ…。
という生活ですので、アイシャドウはもう一生買わないかも、と思っていました。
今もってる茶色いの、たぶん90歳までもちます。
◆
敬愛する山本屋さん(しつこいですが、正式名カラフルオーガニック)が、アイカラー11色を新発売されたと聞いても、
「ちょっとそこには乗れんかもな‥」と思っていました。
ケミカル系はいっさい不使用、真珠粉をたっぷり配合。それはもう質が良いにきまってます。山本由紀さん作だもの。
小指の半分ほどもたっぷりパウダー詰まって1500円というコストパフォーマンスも見事。
なのですが、
凝固剤など入っていない、さらさらのオーガニックなパウダーは、きっと内蔵のチップや、まぶたに、多めに付着するだろう。その都度、ティッシュや手の甲ではらいながら使う・・
という数十秒の手間が、いやーん。入れ墨歴12年生としては。
そして、自分が使う頻度の高そうな茶系は、この「珈琲」色ですが、コーヒーっていうか、私の黒ずんだ目のクマ色にちかくないかい？
やっぱりオーガニック系の発色ってどうかな。と一瞬ひるんだのです。口紅でさんざん由紀さんのセンスのよさを知っているのに「目」だと保守的になるのね。
ですので…。
やれない。今回はごめんなさい。来世はもっと化粧が好きな女子に生まれ変わるからゆるして。と。
だけども、徳の高い由紀さんは新発売のアイカラーをどっさりかかえて、代々木上原まで来てくださった。
デイリーメイクは苦手でも、女子トークしながら試し塗り‥は好きなので、
オーガニックコスメの名店matsuricaに集合し、ひと花咲かせてきました。
そうしたら。
ごめんなさい、私が間違っていました。（また）
この色。
容器からまぶたにうつしますと、こんな繊細でハスキーなブロンズになる。
この重厚なブロンズ色は、２０１６年の開運カラーってやつの、どまんなかじゃないか？
こちら、由紀さんご本人の使用画像
他の色も「夜空」「煌」「古代銀」「天女」「若草」など、みんな雅な名前をつけられてまして、まぶたのキャンバスにうつすと、さえざえした美しい色になる。
しかも。
塗ってしばらく置くと、もっとびっくりしたよ。小じわがなめされて、目の周りがハリっとしてくるんです。
聞いてませんよ。
私だけですか？ テストした女性の皆さん・・・ひょっとして若い人ならもっとハリっとなるんじゃないかな？
つくづく感心した。質の良い真珠粉コスメってこういうことになるんですね。
しかも酸化をなるべく防ぎながら、紫外線をブロックしてくれている。
今まで、酸化、劣化しきったアイカラーをだましだまし使っていた私にはよくわかります(笑)。
◆
具体的に「真珠粉」が私の目に何をしたのかは、「効能」とか、16世紀に明の李時珍が表した「本草綱目」などを、検索なさってみてください。
天と交信できるスピな女子は、クレオパトラとか楊貴妃とか、かつての真珠コスメマニアにチャネリングしてみてください^^
こんなに良いエネルギーのあるアイカラーも珍しいです。
由紀さんという研究家の情熱と、繊細な思いで生み出された、とても２０１０年代らしい化粧品だと思います。
今日からマスカラはやめてアイカラーをつけることにする！
由紀ちゃん、いいものを作ってくれて本当にありがとう。
先ほどの「多めについた」ブロンズ色の粉は、このようにブラシにとって眉をコームすると、「光り眉」になります。完全に２０１６開運メイクです。
「煉瓦」色あたりはほんのりキラキラした朱色のほお紅になって、毛穴をホログラム化させます。マトリックスだー
同ブランドの口紅同様、全身につかえるアイカラーです。<
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おともだちの皆さんに、ぜひ今伝えたい、逸品です。
当サロンに全カラーが置いてありますので、お試しにきてください。ケース持参のかたには、小分けするのでお持ちかえりください。
山本由紀さんＨＰより拝借—–
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