先週、京都でサティシュ・クマール講演を聴いてきました。
ダライ・ラマの次くらいにお会いしたかった海外5賢人…?
見た瞬間あたまの裏でカーンと鐘が鳴りました。だって、
サティシュ翁ったら、世界中の幸福を一身に浴びるように
絶えず口元が三日月かスイカみたいに ぱっくり開いて、にこにこと
船越さんが「大好きぃ~」と飛び上がるわけです。今回の全国ツアーのうち、岡山県講演は船越さんが主催を担当され、サティシュ翁は「わら」に宿泊されたもよう。
おうちにダライ・ラマかガンジーが遊びに来るようなものですね
(・・)
以下、サティシュ翁のいい言葉集です。ちょっと私の脳翻訳されています。
◆
21世紀は、ドゥイングではなくビーイングの時代。
フォース(外向きの力)ではなく、パワー(内向きの力)です。
フォースとは、戦い、競争し、使役し、強制する力。むりな経済成長の力。
パワーとはありのままの力。例えば花の力。
ただそこに咲くだけで、色、香り、姿で周囲を魅了し、感動させる。それでいて果実となる強いパワーです。
おなじように、本来のわたしたちは、ただそこにいるだけで周りを和ませ、勇気づけ、面白がらせる存在です。
なぜなら人間は「ヒューマンビーイング」であって「ヒューマンドゥイング」ではない。
サティシュヽ(´`)/ざぶとん5枚。
その他。
◆精神疾患、現代の病のほとんどの原因は自然から断絶しているためです。このコンクリートジャングルに覆われた中のモノカルチャーは、たかだか2百年くらいの歴史。その中で生きていけると思ったらいけません。
◆ハンド「手」で何かを造り、何かをしましょう。
人間の「手」を助けるテクノロジーはよい・・・・・・・例)飛行機・船
人間の「手」を不必要にし、「ショッパー」にするテクノロジーはだめ・・・・例)家事ロボット
◆私は鎖国主義者ではありません。しかし「エコノミー」とは本来はローカルなもの。あなたの回りの物や、回りの人が、大切な「経済」です。遠い海の向こうから運んできたようなものは、「経済」とは呼べない。
◆事業をするときは soil<土、根っこ> soul<魂> society<社会>3つがちょうどよく揃うと、いい形になる。たいていの集団は、どれか一つだけになっているよ。
◆怒りの種を、寛容や慈悲を育てる肥料にしよう。怒るべき個人というのは存在しない(悪い子はいない)。怒りを個人に向けないで、システムに向けよう。
◆「足りない」「もっと欲しい」「(お金が)なければ人に負ける。みじめになる」…こんな不安が「希少性」という幻をつくる。しかし、自分に必要なものはすべて満ちている。時間もあなたに必要な分だけたっぷりある。
◆仕事=遊ぶこと。世界は本来は、好きなことをして暮らせるようにできています。人々に、無理な労働や、嫌なことを強いるシステムを私は許せない。あなたがたは、主婦や会社員や店員である前に、全員がアーティストなのだ。
◆いつも「結果」「目標」「ゴール」ばかり考える癖がついているから、途中が苦しい。すべてのものに到達点はないです。すべてのことが「プロセス」です。そう思えるようになった人は、人生のすべてが楽しくなります。
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