スタッフの青木ポンチです。

12月の総選挙って記憶にないですが、結果の読めない、面白い祭りになりそうですね。

同日に都知事選挙もあって、東京都民としてはたいへんな一日になりそうです。
(僕は断然、宇都宮健児候補を支持します)

しかし…あんちくしょうのことに触れないわけにはいきません。
前都知事、石原慎太郎

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シンタローの自分大好きネーミングが炸裂した「太陽の党」

当ブログでも、何度となく「暴走老人」「日本の恥」とネタにさせていただきました。

やめられてせいせいしたと思ったら… おや? 何でしょう、この心のざわめき。ひょっとして、いつの間にか僕はシンタローに「恋」をしていたのかもしれません。

好きな部分の一つは、既成概念にとらわれない発想や表現のセンス。保守ながら常にワンマンで、群れなかったところ。

好きと嫌いが「北風と太陽」のように拮抗する、アンビレンツな存在。

石原都政の13年間、分裂した裏腹な思いを抱き、彼との付き合いの距離をはかりかねてきた都民は多かったと思います。

僕も「何てヤツだ」と心底イヤになった次の刹那、「でも、こんな話題性のある面白い首長はいない」と思い直し。「好き、嫌い、好き、嫌い…」と 花占いをえんえん続けている気分でした。

完全無欠の勝ち組に見えるシンタローですが、徒党を組みづらい性格もあり、自民党総裁選敗北→国政離脱など、それなりの紆余曲折もありました。

でも、そのたびに清も濁も併せ呑み、横暴なパフォーマンスで耳目を惹き続け、政治の表舞台を闊歩。

とにかく自分が大好き。自分の思うがままに振る舞いたくて仕方がない。

こういう人、どこかで見たと思ったら、「♪遊びを せむとや 生まれけん」の平清盛でした。

我欲のおもむくままに振る舞い続け、功は大なれど罪もまた大…シンタローは「今太閤」ならぬ「今入道」だったのですね。

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福原遷都、厳島神社建立、日宋貿易など独善ながら進歩的な政策を進めた

都政の良い面悪い面をさらけ出してくれたという意味で、小泉改革と同様の意味があったのかもしれません。

とすると、僕もそろそろシンタローへの片思いに終止符を打ち、有権者として独り立ちする時が来たということでしょう。

グッドバイ、シンタロー。勝手な都政通信簿をもって、あなたから卒業します。

もう国政の場をかきまわさないでください。あなたがいない政界はサビ抜きの寿司のようですが、グッと我慢して愚直で堅実なリーダーを選んでいきます。

【石原都政通信簿】

ディーゼル車排ガス規制…+50点
新銀行東京設立…-40点
築地市場移転計画…-30点
東京マラソン開催…+20点
オリンピック招致…-20点
青少年健全育成条例改正…-30点
尖閣諸島購入計画…-50点
数々の暴言…-400点

-500点

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