妄想大河ドラマ

微熟女です。

仕事がたまってあわあわです。
NHK大河ドラマ『平清盛』の録画もたまっています。時代のフロンティアとしてマツケンが演じる平清盛は、新解釈。平安時代はほとんど資料がないので、やりたい放題で楽しそうです^^

ちょっとバカ殿様っぽく見えて、感情移入できない面もありますが、これは私の老化現象だと思います…。

スイーツ大河とも呼ばれた前作『江』とはうって変わって全体的に茶色い男もりな画面。


ところで『江』は私の高校時代の先輩がプロデュースされたものだったので、あまりスイーツとか簡略化されたくないなあと思っていたら、TBSの『恋愛ニート』というのも、高校時代の先輩がプロデュースされていることがわかりました。

40代とはそういう歳ですね。同世代のかたが社会の中心で活躍し始めるので、嬉しい反面、うっかりアホな呟きができない側面も
φ(.. )

最近私は、日本人の性愛力がおとろえて国力減退するのも一つの道かなと思うので(やっぱり老化なう)、

「恋愛のニートって素敵だけど凄いタイトルだな、恋愛せずんば人にあらず。やっぱり日本の恋愛ファッショって根強いかな」と思うこの頃ですが、(あくまでタイトル切り取っての感想^^)

どうせなら、恋愛ドラマもリアルも高齢化しているので、さらなるシニア恋愛にもフォーカスしていただきたいです。

『エ・アロール』は「結局、老人のあれ問題ってどうなのッ」というくすぶり感を視聴者の胸に残したようですが…60、70代の閨房も(ひろい意味で)ぜひフューチャーしていただきたい。先輩方ならきっとそんな大人ドラマをと期待しております。

さて。以前「平清盛」について雑誌記事を書いたことのあるポンチくんは、東大の歴史考証の先生に取材し、にわか知識を仕込んだので、ドヤ顔で披露してくれます。

「あの時代は、チャンバラ合戦なんてないんです。ほとんど武器は弓矢だけで、接近戦は素手でつかみ合いの泥ダンゴ。でもそれじゃ、映像としてナンだからね」

「ベッドシーンもえらいことですよ。当時の女の人の髪なんて、ベットベトでバリッバリでとんでもない臭いだったんだから」。

少し黙っててくれよう~、ますます胸バクしなくなって老化が進むよと思っていたら、このドラマ批評サイト、バクバクして笑いました。
妄想大河ドラマ

内容はこんな感じ。

男の汚いケツ行列から物語がスタート

この誰得感、媚びてなくていいですね。コーンスターチさんがモウモウと立ち上る中、何か巨大なモニュメントみたいなものをおっ建ててる頼朝たち(柱建ての儀)。そこへ眉なしの北条政子が駆け込んできて「平氏あぼーん」を報告します。ケツモブ軍団は「イヤッホオオオウウ!!」……。


オープニングから、キャスティングから、時代考証から、重箱の隅をつつくように検証するこの人は何者でしょうか。素人サラリーマンさんと言われていますがそうは思えないキレ味。2ちゃんねるノリが薄ければもっと評価されそうなのが惜しいです。

中井貴一さんがものっすごくいいんですよ。
ものっすごくいいんですよ。

二回言いました。中井さん50歳ですけど、青年期の演技が実に上手い。もちろん後半の父親演技がさらにいい。この河原で、逃げてきた白拍子の舞子(清盛の生母)を助け、恋仲になっていくんですけど、50歳とは思えない青年オーラを出して説得力を持たせてるんですね。素晴らしいです。見逃した方は中井さんの演技を見るためだけでも再放送をぜひチェックしてほしいです。


こんなことも書いておられる。昨日、近所のうどん屋さんで夕餉をとっていたら、60代の管理職風おじさまが同じようなことを大声で力説されていました。(ただし彼は『最後から2番目の恋』の中井貴一さんを絶賛していた)

ポンチ君も、貴一すげえ貴一すげえとうるさいのですが、中高年男を一心に魅了する最近の中井貴一氏ってなんなのでしょう。

とか、そんな疑問がニラニラと渦まいてきて、とりあえず「清盛」をウオッチングしてみようと思うのでした。

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