微熟女です。こちら記事の続きです。
断食3日目の朝。
さすがに体に変調をきたし、階段の途中でふらつく人、吐き気をもよおす人、朝の読経に起きてこれない人がいます。
私も、なんだか心臓がバクバクしてきました。
「性交渉禁止」なる注意書きを見たときは「これ、おふざけで付け加えたんでしょう」とケラケラ笑っていましたが、今は全く笑えません。
誰かとハグをしただけで心臓発作を起こしそう…ハアハア。
さらに、私には心配事が。実は、初日にこの道場に来る直前、空腹のあまり岡山駅で、そばを3口ほどすするという罪をおかしました。
「ここへ来た過去何千人もの断食客において、宿便でなかったひとは一人もいない」 という中で、禁をおかした私が、そのギネス記録を破らないかハラハラしてしまいます。
それでも読経、座禅と行事はちゃくちゃくと進み…。
やっと、断食明け。これが日本一おいしいと言われる断食道場「わら」の真骨頂です。
「明けの食事」は5~6個の梅干しと、5~6杯のだいこん汁に始まります。このクエン酸汁で、まず腸壁を刺激するのです。
水煮だいこんが、こんなにおいしいなんて。涙がつうーっと出ます…。手作り味噌でいただく、採れたての生野菜やこんにゃくが、カラカラの胃腸をジューシーに満たしてゆきます。
2日目にも出た、こちらの自慢の「玉ねぎと人参の重ね煮+みかん絞り汁ジュース」。これが、舌が捻転をおこすほど美味しいの。
生野菜、フルーツの後は、手造りの豆乳ヨーグルト(野いちご入り)に、酵素蜜をたっぷりかけていただきます。もうとにかくわれわれに必要なのは酵素・酵素・酵素。
そのあとは、酵母と小麦だけで作ったオイルフリーのレーズンパン! もうこれが芳ばしくて歯ざわりも最幸で、「わーっ」て叫びたくなるのです。わーーって、写真を撮り忘れました。
「うめえ」「うめえ」「…めえ」って、みんなヤギのように呻いています。その中で、早くもおなかに異変を感じた人が、一人ぬけ、二人ぬけしていき…。
私は今、日本でいちばん美味しい食事をとっているよー。
と叫んでいた私も、突然、腸にヤリがタテに刺さったような陣痛に襲われました。
きた。
きた。
きた。
個室に駆け込むまもなく、私の中でビッグバンが生じました。
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜
ご想像で☆+:;;;;;:+☆ヾ(*´∀`*)ノ☆+:;;;;;:+☆どうぞ。
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜
強いて具体的に言うなら、トイレットという小さすぎる宇宙に、私の尺は合いませんでした。
強いてもっと言うなら、皆様が、何回かにソレをわけ、礼儀ただしく御用を足される間に、私はノンストップのスプラッシュマウンテンでした。
事後、トイレの壁や窓まで拭いたのは、私だけだったでしょう。
◆
皆さんも、それぞれの個室から、それぞれの音色のラッパを鳴らしていました。
「これ、恋人と一緒に来たら百年の恋も冷めるわね」って誰かが言ってたけど…
長く体内に宿したエイリアンとお別れする、出産と再生の美メロ♪です。
さっき食べたばかりのダイコンやにんじんも、長年の宿敵とともに、皆さんの門から解き放たれていったのです。
さようなら。さようなら。プップクプー。
がんばったねと船越さんが淹れてくれた玄米カフェラテも、うわさどおりの絶品でした。日本のDNAコーヒー…
こちらで購入したこんにゃくや、うどん、ノンオイルのパン、玄米コーヒー、酵素蜜を手に、微食はまだしばらく続きます。めざせ美腸女。
●断食後の変化●
*体重は1キロ減のみ↓(仲間には7キロやせた方も)しかしお肌がかなり良くなりました。下、すっぴん画像(入れ墨していますが)。ビフォー顔と見比べると、くすみの取れ具合などが観測できるかと思います
*味覚、臭覚がかわりました。濃いものがダメに。
*なぜか船越先生の御本をつくらせて戴くことに。そうした思惑ゼロで行ったのに、「ライターさんって…?」と先方からお話を戴きました。先生は、数万部の著書をいくつも持つベストセラー作家でもあったのです。
断食で心や体を片づけると、何か別のラッキーが入ってくるのかもしれません^^
そうして心身をカラにして会いたい人に会い、好きなことをすれば、自然に新しい事業などにつながっていくのではないでしょうか。そんなものかき・わらしべ長者を試してみよう。…というのが断食で得た教訓です。
美容・健康・根性・開運のぼっけえ本格基地として、皆さまに心からおすすめしたいです。百姓屋敷わら
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