モテモテ中年・山路氏のジャーナリスト魂(2)

微熟女です

こちらの続きですが(単独でも読めます^^)

下の記事によれば“夜の女性通信”、もとい、APF通信社代表・山路徹さんの、生涯忘れられない一冊が『小さな恋のものがたり』だとおっしゃいます。

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週刊朝日 2011年11月4日特大号
クリックすると拡大できます。

うーん。さすが恋のドンキホーテです。手練れです。この記事から勝手にモテ解説をさせていただきますが、

(1)モテる男は、恋愛において“即行動”はしません。すぐに獲物に飛びつくのではオスの昆虫なみです。モテる男は、まずライバルどもの右往左往ぶり、そして対象の志向を、ジッと観察します。

(2)これぞモテ男の真骨頂。いくら好きな女の子だといっても、その好みのマンガを徹夜で読破する男がいるでしょうか。これは1978年頃の体験らしいので、“小恋”はすでに第10集以上が発売されていたはずです。

(3)(4)ここまでやるマメさと粘着!これがモテる男性とそうでない男性の分水嶺となります。【モテ男はマメ】とはよく言われるセオリーですが、常に冷静に分析と実践をくりかえすこのマメイズムこそ、才色兼備女を得るAPF(オールプレイファンクション)なのです。なんだそりゃ。

(5)たぶんこのA子ちゃんと山路さんは、その後つきあったに違いありませんね。
でも、それは長くは続かなかったでしょう。恋のドキドキ期間が過ぎると、ロマンチッカー山路さんは、次なるトキメキを追い求めてしまう業があるのでしょうから。

しかし以前、私は直接山路さんにお話をうかがったことがあるのですが、「山路の事務所を訪れた中年美女は、まずキーボードの弾き語りで口説かれる」というような週刊誌のオモシロ記事は、まったくの出たらめだそうです。そこまで手当たりしだいのマメ男じゃないぞと。

「この洋服はね、大桃さんに買ってもらったの」…などと不用意な発言をしては、江川紹子先生や西川史子医師を怒らせているドンファン山路氏、
私は、直接お会いしても口説かれなかったのがやや腑に落ちないというか、残念だったわけですが…、

とにかく、私が強調したいのは上記事の、この一文です。

「恋の喜びや切なさ、そして人を愛することの素晴らしさなどが主人公チッチの目線で描かれており、“なるほど、これが思春期の少女心か…と感心したものです」

稀代のドンファンの「女心まるわかり力」を養ったのは『小さな恋のものがたり』だった!のか?

今から失われた青春時代を取り戻したいおとうさん、そして「彼女の乙女ゴコロがちっともわからん」というクリスマス前のおにいさんにも、おすすめの一冊、『小さな恋のものがたり』第42集、ただいま絶賛発売中でございます^^

小さな恋のものがたり第42集/みつはしちかこ

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おごるかも

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