微熟女です。
東北震災後、自分なりの復興策として「日本の人口を増やそう!」と思いついたものの、こうのとりはそう簡単にアラフォー家庭には飛んできません
一体あと何百万円はらえば、このお高い鳥さんを捕獲できるのか、そもそも神の領域をどこまで医療でいじっていいのかと考える中で・・・
どうしても血の繋がりがないといけないのかな、というプリミティブな疑問も浮かんできました。120代さかのぼれば日本人みんな兄弟ですからに。
こんな事を頭でモンモン考えても始まらないので、神奈川県・藤沢市にある『聖園(みその)子供の家』というところへ、お邪魔してみました。児童養護施設です。
「みその」は神奈川県でも最大規模の施設で、0歳から18歳まで、200人弱の子が暮らしています。
「孤児院」を実際にご覧になったことはありますか?
正確には「孤児」=「両親が存在しない」子は今の日本にはほとんどいない。ですから、もう孤児院という言い方もしません。
入園している子の8割以上は虐待やネグレクト、脳やからだの発達障害、または親自身の病気や離婚、親のおつとめ(服役)などで育てられない子たちです。
「おがあちゃーん」って感じで、キュウッと抱きついてきた子がいました。「これ。ぼくのベッドだよ。しゃしんとって!」。
園長先生は「かわいそうなどと、むやみに思わないでください」と言う。確かに、かわいそうと思うのは僭越だと思う。どうしたらかわいそうじゃなくなるのか考えて記事にするのが私の役目だと思う。
でも私と目があって、花のように笑う子を見ると、こんな可愛い子らを育てないどんな理由があるのか。育てられないなら一人おくれよ、とつい思ってしまう。
生後5日で預けられる赤ちゃんもいます。目もあいてない。
親を責めるのはカンタンですが、兄妹の近親相姦によって生まれてしまい、その兄妹の父母を実の父母と思っているなど、複雑すぎる出自の子もいます。
つづきます。
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おごるかも
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